ざっくばらんなさんぽみち

お茶農家としての生活、プライベート、趣味(?)のバイクやカメラをおりまぜた、とってもざっくばらんなブログであります。

昔はね・・・

2009年04月08日 16時53分46秒 | だいじなこと
『戦争の時分、昔はね・・・この竹藪の下でも、お米を作っていただよ。』 と、おばあちゃんに前に聞きました。
牧之原台地に上がる途中にある、美味しいお茶の採れる茶畑の脇に広がる孟宗竹の竹林の下。農業用水の溜め池の上流となっているところ。日の光は、ほとんどないところ。降りていくだけでも大変。
なんとなく、小さな段々に棚田のようになっている。
なんで、わざわざこんなところで米を作ったんだ??竹藪で敵の飛行機から見えず安全なところだったから??疎開の受け入れで食料を作ることに必死だったから??田んぼが少なかったから??などと孟宗竹の林の中で妄想していました。
今だと、信じられないけれど・・・そんな時代もあったんですね・・・牧之原台地への山道を引っ張ってリヤカーで登っていたんだもん・・・今はすべてが楽になりすぎたけど、先人の苦労を想像したいですね。
そういえば・・・最近は、『ご飯粒残すと、目が潰れるよ!』なんて言わなくなりましたね。でも僕は、大事に食べています。
なんだか、白いご飯を見ていると幸せを感じる今日この頃です。


↑ちょっとわかりにくいですけど。狭くて光もあたらないけど、棚田みたいに段々になっています。本当にこんなところでお米ができるのでしょうか??

↑竹って、風に吹かれると根を張らなきゃって強く根を張るらしいです。だから、風のない屋内とかでは育ちにくいらしいです。僕もそうありたいものです。

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