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ざっくばらんなさんぽみち

お茶農家としての生活、プライベート、趣味(?)のバイクやカメラをおりまぜた、とってもざっくばらんなブログであります。

アブラムシの集会

2009年01月23日 20時50分13秒 | いきもの
今日は、雨上がりの後、暖かい日となりました。午後は、風が強く、寒くなってしまいました。
最近、我が家は足場に囲まれ、塗装屋さんが家の塗装をしてくれています。手入れとして、十年に1回は塗装をしてもらったほうが良いみたいですね。建ててから家は十年以上経つし・・・これから塗装が、色あせてきて、保護が出来なくなると外壁にヒビが入り、さらにひどくなるだろうし・・・。まあ、我が家の場合は必要な手入れなんですね。塗装屋さん、寒いのに、作業が丁寧なんです。ありがとうございます。


↑昼間、暖かいからか、庭で、アブラムシの集会が行われていました。少しわかりにくいですが、4匹くらいしかいなかったので、出席率低いんじゃないでしょうか??


↑今日は暖かい!雨上がりの山からモヤがわいています。

↑田舎では、無人販売があり、ミカンが一袋百円で買えたりします。良心あっての商売です。

↑梅は春がくることを告げる花だそうです。まだまだ寒いだろうけど・・・。桜は春が来たことを告げる花らしいです。


ヒヨコの話

2009年01月18日 22時47分52秒 | いきもの
ヒヨコってかわいいですよね!
ヒヨコは卵から生まれる。・・・不思議なのは、温めるとヒヨコになり、温めないとただの受精卵であるということ。売られている卵を温めれば良いわけでない。あくまでオスとメスが一緒に飼われる状況で産まれた卵である必要がある。
今、日本で飼われている採卵用のニワトリの多くは、外国からヒヨコを輸入したり、優秀な交配の親となるニワトリを外国から輸入しているようです。毎日、卵を一つ産む・・・当たり前の様に思える、そんな事を追求するために生き物として大事なものを現代のニワトリは失ってしまった・・・自分自身の卵を温め孵化させることを忘れてしまったのです・・・毎日卵を産み続けるために、人間がそうしたのです。
卵を産み温める行動を就巣性というのだけれども、それを取り去ったために。人間が温めないと卵は孵化させられない。チャボやウコッケイなどは就巣性があるので、卵を毎日産まない=産卵率が低い。本来、自分で温める分の卵を何個か産み、それから温めるということになるのだけれども。温めることをしないから、産み続ける。
なんだかおかしな話です。フランキで人間が温めないと現代のニワトリは生まれない。
ほぼ、毎日卵を産む、与えたエサを効率的に卵にできる・・・そのおかげで、栄養価の高い卵が安価で手に入るのも事実なんですが・・・昔は農家の庭先で何羽~何十羽飼われ、薬のように高値で取引されていたらしいです。
僕は、農家の基本はニワトリを庭先養鶏で飼うことが大事なんじゃないかと思いつつ飼いはじめたのです。

配合飼料、野菜残渣、雑草→ニワトリ→卵(食卓)、糞(堆肥として畑へ)→畑などの雑草や野菜残渣はニワトリへ

理想としては良いのですが・・・実際、口のあるものは大変です。なかなか思うようにはいきません。ニワトリは3年を過ぎると、あまり卵を産まなくなります。卵は産まなくてもエサは食べる。ある人に『古くなったニワトリを処分できないと鳥飼は出来ない。』と言われました。ほんとに、そんな現実があります。

ところでヒヨコは、21日間38℃(うる覚え)と一定の湿度を保つことで孵化します。人間が親鳥の代わりとなり、転卵という、一日に何度か卵を動かす作業も必要です。世の中には、フランキとして何個~何千個の卵を同時に孵化させられる機械があるけれど、ちょうどいい大きさのものでも五万円以上なので、簡単なものを自作しました。

・温度の管理ができる→サーモスタット(熱帯魚用バイメタル式試験管タイプ)
・湿度管理→湿度計
・温める→保温電球
箱は、洗い場用の、ふたつき水切りを利用。

ただ、孵化させる条件がそろえば、孵化しますので、簡単といえば簡単だけれども、転卵などはマメにやる必要があります。
僕は、2回ほど孵化させましたが、最近はやっていません。増やしても、もう飼うスペースもないですしね。保温冷庫などでも試みたことがありますが、何回も失敗もしました。


↑産まれたて・・・『やぁ、初めまして』って言ってるような感じです。この後、すぐ乾きフサフサしてきます。ちなみに、卵の固い殻も、湿度などの影響で、ヒヨコのくちばしでも割ることができるようになるらしい。

↑手におさまる大きさ・・・だけれども、あと二ヶ月もすれば大人なニワトリになっていきます。卵は五ヶ月くらい経たないと産み始めません。

↑よく見る白いニワトリのヒヨコは黄色ですが、この子は茶色のニワトリになるヒヨコです。

↑フサフサでしょう。でも、まだ体温の調整が出来ないから、保温した箱の中で飼う必要があります。

ニワニハニワニワトリガイル・・・二羽じゃきかないですけど・・・

2009年01月17日 12時23分45秒 | いきもの
恩をあだで返すヤツが家にはいるんですが・・・ニワトリ♂です。こいつは、エサを毎朝あげているのに関わらず、僕を思い切り蹴るんですね・・・。
横斑プリマスロック(品種の名前)系な凶暴なニワトリ。猛禽類を思わす風貌は睨みがキツイです。とっても痛い蹴りをしてくるので・・・僕『今日は寒いですね。ご機嫌いかがですか?』なんてご機嫌を伺ったところで・・・ニワトリ♂『ご機嫌?・・・おまえに答えんといかんの?つーか、おまえムカつくなぁ!!』・・・という具合に必ず蹴られます。おおっ、ナイスキック!・・・どころか、とても痛い!
そもそも、僕はニワトリ好きで・・・自分でもお手製フランキで孵化させるんです。ヒヨコのときはかわいいモンなのですが・・・。こういう♂は、キ・ケ・ン・・・危険な♂は好きですか??はいと答えた、そんなあなたなら、きっと飼えますよ!


↑怖いよー!

↑ニワトリ♂この睨み・・・。僕なんかしましたっけ??きっとそういう生き物なんですね。ニワトリを飼うに当たって、♂が凶暴な品種は要注意!!

↑ニワトリの目線で・・・慌てて逃げる瞬間を表現しました(笑)。ニワトリ♀は至って、臆病ですが・・・ニワトリ内のイジメが起こると、ひどいですよ。笑えないくらいに・・・(>_<)

近くの川、勝間田川について・・・夏のこと

2009年01月07日 22時10分00秒 | いきもの
最近・・・防塵防滴標準ズームレンズと魚眼レンズが欲しいと思いつつも・・・この不況、今年は車検、年金の一括引き落としなど・・・買える見込みがない。まあこの時間が楽しいし、必要か無用か見極める必要があるわけだから、良いのだけれども。まだまだ、未熟な僕には必要のないような道具なんだろうと思っている・・・(・。・)

ここ2,3日、なんだか上手く進まないことが多くて、カメラは触っていないけど、ブログを始める前に、撮り貯めたネタについてお話したいと思います。

夏のことなんですが、近くを流れる二級河川“勝間田川”でのこと。この川は、起点から河口まで10キロちょっとの川。僕の家があるあたりは、中流域。小さいころから、魚を捕ったり、釣りをしたり、泳いだり。
最近では、空港に関係した改修工事で、土手がコンクリートやブロックで固められてしまい。川の脇に茂った木々もなくなり、カワセミなども見られなくなったのです。今でも鮎の遡上は見られるのですが、川底の石の藻は食べれる状態ではなく、泥で覆われています。やはり、生活汚水や農業の肥料分による川の水の汚染があると思います。
そんな小さなころ過ごした川から、中学、高校と経ていくうちに遠退き。近づくことも少なくなったけど、農業に従事してから、草刈りなどで川に行くことも多くなりました。
前々から、川の深い部分がなくなり、オイカワはいるのですがフナなどが少なくなったと思っていました。そんな川を見ていると、見慣れないザリガニみたいな生き物が・・・でもなんか違う・・・『あっそうか、手長エビだ!!』・・・今年の夏、通い慣れたはずの川で見つけた新しい生き物・・・心が少年のままの僕は、早速、わなを仕掛けてみることにしました。エサほしさに入ったら出られないというわなです。
1日、2日沈めておくと・・・見事捕ったどー!!手長エビとモズクガニが数匹とナマズです。手長エビだけ、また逃がすつもりで・・・誰かに見せたいがため、お持ち帰り。バケツに沢水を流し込んでおけばよかったのですが、水が留まったため→酸欠で大半が死亡してしまったのですが、土に埋めようか考えた末、責任を取り→僕は、食べてしまいました。家焼肉用の七輪で塩のみでしっかり焼いて食べましたが・・・テイストイズグッド!香ばしくて美味しかった(>_<)
食べる気で捕ったわけではないのですが、自然の恵みに感謝です。
それにしても、小さいころ見たことなかったものが、なんでいるんだろう??もっと小さいエビがいるのは知っていたのですが・・・。知り尽くしたつもりでも知らないことがいくらでもあるんだなーと思いました。



↑そんな大きくもないし、長くもない川だけど、僕が小さいころは格好の遊び場でした。写真は現在の様子。魚がたくさんいた淵などはなくなりました。

↑鮎が食べる藻はなさそうです。鮎が遡上する綺麗な川の川底の石にはモミジのような模様になった鮎の食み跡があったりするのですが、この川の鮎は何を食べるんだろう?この川の美味しそうでない藻は食べないと思います・・・いや、食べてるのか・・・食べなきゃ生きられないですもんね。

↑手が長い・・・使いにくそうだし、力はいらなそうだし。スーパーモデルですね。川の生き物とは思えない。漢字で書くと海老だもんね?・・・私は手長エビだ・・・手長海老ではない(笑)

↑最初は、食べる気はなくて、誰かに見せたくて持って帰ってんだけど・・・ありがとうございました。綺麗な姿でした。

↑勝間田川ではモズクガニはおなじみ。たまに、わなが仕掛けてあるので、好きな人はよく捕りにくるみたいです。僕は、今回はリリース。

↑七輪焼きのイメージ。玄関先で焼いて一人慎ましく手長エビを頂きました。僕の体の一部となってもらいました。ありがとう。


ある夏の日のことでした。近くの勝間田川の話題、後日に続きます。





サソリ??・・・カニ虫という虫です。

2008年10月04日 23時51分21秒 | いきもの
今日、お茶刈りをしていて、久々にご対面しました。尻尾の無いサソリのような姿の2、3mmのカニ虫という小さな虫を道路脇の側溝に発見。数年前に、初めて発見し、そのとき弟がカニ虫だと教えてくれたのです。どうも森などの落ち葉などに潜む生物で、茶畑にも住んでいるのだと思います。この秋に同じ場所で再会。
記念のスナップを1枚・・・オリンパスのマクロレンズは小さな虫を写してくれました。
小さな生き物の営みに、土作りにこだわる、僕の家の茶畑は森の土壌環境のように豊かなんだなーと実感してしまいました。