わいはまいね 能面三昧

写真付きで趣味の能面製作を紹介するブログ

花と緑のまち

2007年02月22日 | 日記・エッセイ・コラム

「花と緑のまちづくりフォーラム」なるものに行ってきた。これは、当市が5年前から市の事業として行ってきた「花と緑のまちづくり」が、今年度で終わることから、最後に行なわれた集まりである。

この事業は、国からの補助金を使った市独自の事業であり、「まちを花で飾ってきれいな住みよい環境を作りましよう」というのが趣旨である。市内の各町内会単位の事業として位置づけられて、参加団体には毎年市側からいくらかの助成金が出た。

当町内もその趣旨に賛同し、私も町内の役員をしていることから、最初から参加したので、最後も見届けようと思い、参加した。毎年、当町内だけでも100カ所の花壇を整備する作業に5年間も関わってきたことで、市内全体の活動はどうだったのかなど、いくらか関心もあったし。

総勢200人も参加したそのフォーラムは、市の主催ではなく、市民から名乗り出たたくさんの人たちが委員会を作り、助成金が切れる来年度から、この活動をどうするのか・・・という事について話し合う事に主眼が置かれた進行で、なかなか楽しかった。もちろん当事者として市側からも関係ありそうな課の参加者も沢山いた。

3つの部会から、それぞれ今までの活動状況やこれからの提案などが出され、この事業を継続して行いたいという意思が確認された。もちろんこれまでのように市側から助成金を期待することは出来ない事は承知である。が、アンケートによれば9割が継続を希望したとか。

今回楽しかったのは、市側の司会進行ではなく、委員会が司会進行をした。更に、アドバイザーとして3名の外部の人が招待されており、地域コミュニティーに関する造詣の深い話を聞く事が出来た。これら外部の人たちは、専門的な知識を持ち、あちこちに招かれている人たちのようで、話術や内容が田舎者の我々にとって新鮮で、しかも楽しく、すばらしい2時間だった。

 こういう事をして欲しい                                                                                                                                

 こういう事なら出来そうだ

 こういう事をやろう

といったふうに、市への依存だけではなく住民の意識を変えることにより、出来ないと決めていたことも出来るようになることを、アドバイザー諸氏は訴えていた事が印象に残る。

近年のこういった集まり(講義などもそうであるが)では、単なる話だけではなく、スクリーン(プロジェクター)を使った目に訴える表現方法が多く用いられており、理解することが容易だ。いわゆるビジュアル(音も含めて)手法なのだが、講師や発表者、助言者もこういう視聴覚機器(パソコンも含む)を使いこなせなければならない時代になってきたと感じた次第である。


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