わいはまいね 能面三昧

写真付きで趣味の能面製作を紹介するブログ

大童子3 その1

2022年02月05日 | 能面

さて、新年を迎えて・・などと言っていたものの、すでに2月に入った。また、1月中には新しいお面の作成に入っていたのだが、それも完成したこともあり、それについて紹介する。

 

1月は材料の関係から「小さいお面」にしたので、過去の例からおおむね2週間程度の作業期間だろうと思っており、それに習って作業を進めていたことは事実。ただ、前にも書いたが、最近では作業の進み加減が遅くなっており、それの影響もあってか「おおむね2週間程度」も守れなくなってきた事も事実かな。で、題材はタイトルにもあるように「大童子3(個目)」だ。

 

下は1月9日の写真。作業開始は8日だが、1日でここまで進み、「これなら2週間もOKだろう」と思っていたところだ。ところが・・・

で、下は14日の写真。作業開始から6日目でここまで作業が進んだのなら、余裕かな?・・と考えても不思議ではない。完成度は5割を越えているし・・ね。

下は22日だ。見た目は8割の完成度・・と言っても不思議ではないから、よしよし・・だろうかな。

で、23日では下の写真の通りであり、ますます作業は順調ぎみでもあろう・・と自負。ただこの時点では、すでに作業開始から2週間が過ぎていた。

ところが、下の写真は素彫りの完成時だが、これが26日だ。上の写真から3日かかって素彫りが終わったという具合である。もっとも、眼球部分や歯の部分、これに合わせて裏側の必要部分も彫っているので、これらの部分が最終的な仕上げとすれば、結構な時間をかける必要もあり、それなりに手間がかかることも納得・当然だろう。

で、8日が作用開始となれば、26日が作業終了なら2週間以上(18日間)かかっていることになり、当初の予定でもあった「おおむね2週間程度」を若干越えている。それでも、実質の作業量の低下は現実であり、今後もまあ、こんなものであろう。

 

と言うことで、2月の課題も決めており、勿論作業も進んでいる。ただ、2月も「小さいお面」を彫っているので、「作業環境の変化」を理由に完成予定は2月の第3週を予定しているところ。