katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

杏さんと中学生教室

2024-06-17 00:41:21 | モザイクタイル教室
今日は杏さん教室から。まぁ良く見れば判るんだけど、左向きのネモフィラの完成度が高く、もうグレードとしてはかなりの完成度になって来たと思うのね。ここまでになると、どう切るんですか

・・・?なんて質問は出ないし、どう張るなんて事も無いのね。そうなると必要なのは模様では無く生き物なんだから、きっちり、真っ直ぐ・・・みたいな事は有り得ないのね。所が意識が低いと

キチンと切って、何と無く張っちゃうのね・・・そこまで切れたのならキチンと張ると良いのだけれど、ネモフィラなら、ここにこのパーツみたいに意識が高くなるから、全く問題は無いのね。

所が犬となると、同じパーツの繰り返し・・・ここで意識するって言っても・・・って、ついつい色だけになりがちなのね。そうじゃ無くて、お腹はネモフィラ隠れるのか?それともネモフィラを

潰しているのか?みたいに想像して、そう感じたんだけど、そう感じたものをどう張るか?なのね。ただついつい無意識に張っちゃったりするものなのね。上手くなるって、目に見える技術だけで

無く、それが上手くなったら、目に見えない想像力、洞察力、観察力みたいな事を向上させる事で、それは考えるって事だったりするのね。でもこれが正解って言う100点みたいな事じゃ無い

から、そうかな?こうかな?と試行錯誤になるのね。ただこれも反復なんで、切る張るが上手くなればなる分、見劣りする事になるのね。まぁ簡単に言えば、料理で包丁使いが上手くなっても、味

が向上する訳じゃ無いのね。味はまた別の技術だし、料理人だと煮方、焼き方って別の分野として習うもんだったりもする。ただ厄介なのは、これが趣味・・・ってスタイルなのね。

プロなら、こんな技術って必要だろうけれど、趣味でそこまで必要だろうか?・・・って事になるだろうし、じゃ出来ないか?となると、出来ないとは思わないのね。ここまで出来るのなら。

ただ意識の問題だから、その意識が必要かどうか?は本人の問題なのね。ただここまで出来ると、教える方としては、教えたくはなるけれど・・・。

これを見て、真っ直ぐ張るのと、毛並みだよ・・・サラッとしている所もあれば、よじれていたり、潰れる所もあるはず・・・単なる色選びと、単なる同じパーツの繰り返しでは、それ以上の

良さには繋がらないのね。そんな後は、中学生教室。

パーツの仕込みはして来たんで、張るだけ。何しろ初めてで1cmタイルは厳しいかなぁ・・・と思ったが、割と困らずに切っていたのと、そもそもの絵が、ガサガサってタッチの絵なのね。

まぁそれならあんまり問題無いかっ・・・って感じだったが、中々順調で、この縁取りに関しては特に問題は無さそうなのね。ただ問題はこの後なのね。この縁取りは張る時に邪魔が無いのね。

でも線と線の間は、適当に切って入れる・・・って事は出来ないから、狙って切る事になるのね。難易度は大きく違うし、今のパーツに失敗は0でも、この後は成功のパーツの確率が低くなる。

問題はその果てしなさと失敗の確率に耐えられるか?の精神論的な話なのね。つまり今楽勝じゃん・・・って気持ちが強ければ、へこたれるだろうし、今、割と出来ているじゃん程度なら、

そんなに上手くは行かないかぁ・・・くらいで乗り切るかも知れないし、切れて良かった・・・位なら、左程変わらないか・・・って、その人の心持ちなのね。気って言うのは、見えないし、

自宅で切っている姿は見えない。ただ張るって姿は結構見たけれど、初めてにしては充分だし、根気もあるし、所作としても問題無いから、ミスが見当たらない。つまり順調に見える。

ただ切るに関しては初日に見ただけ。つまりこの切るって時の心持ちに、油断があれば、それが上手く行かなくなった・・・いつもと違う・・・って事になると、大きくつまづくのね。

算数が出来るから、数学が出来るとは限らないし、算数は好きだったのに、数学が嫌いになる事は多々ある。まぁ例えとしてはこんな感じね。いずれにしても、試験もあるだろうから、一旦、

休憩になるだろうし・・・まぁ貯金としては充分だとは思うけどね。そんな後は、明日のデイ・サービスの準備。ここが中々大変なのは、ずっとキウイが手伝ってくれていたんだけれど、都合で

来られない・・・って事になったりする。勿論、当たり前なんだけど、下地を作っている段階では、手伝って貰える前提で、このくらいなら・・・って作るのね。ん・・・そうね、例えば、

セッターがトスをする時に、こっちとこっち、どっちに上げるって2枚アタッカーがあるのと、1人しか居ないのとでは、戦い方は違って来るのね。モザイクの場合、仕上げる事になるから、教える

人が居なくなる事になる・・・じゃ教える事に専念すれば、全員終わってから目地となったら、一番手際の悪い人を待ってからの目地・・・その後から時間内に終われるだろうか?になる。

じゃ最初から1人の設定にすれば・・・となると、今まで2人だったからの豪華さだったのに、それを1人設定の場合、安全に・・・となれば、見劣りはしないだろうか?になる。となると、見栄えは

落とさず、1人で乗り切る・・・となると、結局当たり前なんだけれど、キットみたいに仕込まないとならないのね。それが2人ならフォワードで点を取って、キーパーが守るって事が出来ても、

1人ではどちらか・・・になる。つまりそれが可能な時は、自由に作る・・・って事が出来ても、その自由さの対応は無理となるから、不自由にさせる・・・つまりキットにすれば、大体みんな

一緒になるから、考えさせる必要は無くなり、ただそこにあるタイルを張るだけになる。勿論、そうだとしても、キットとして売っているものでは無く、手作りの毎回10点もの・・・。

これだけでも豪華ではあるけれど、その分の仕込みが必要になる。まぁ当たり前に簡単な理屈。どちらにしても採算度外視だからね。毎月お金を貰って考える、提案する練習をしている・・・って

考え方だから、儲かる、儲けるなんて考える事は無いのね。死なない程度。いずれにせよ、どちらにしても、続けられるまで・・・なんで、それまでは精進としか考えていないのね。良い練習。

そんなこんな後、って蛸の椅子をやりたかったんだけれど、仕込みをしていたら良い時間になっちゃったし、まだ終わらなくて、明日もあるから先延ばしにしたのね。

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