katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

大塚さん教室

2009-08-04 20:56:21 | 世界遺産をみんなでつくろ!
午前中って何していたんだろう?あっかぐやの日程や月末のタピオカ主催の教室の
打ち合わせだ・・・・

それで午後からお教室。結果から言えば、今日はバックの1cmと説明のみ。

前回、山周さんのタイルでコ-スタ-を1枚作った後、この下地を持って帰り、
ここまで自宅でやって来た・・・そんなスタ-ト。

では、まずこの目地の幅。本人はほぼ完成した・・・と思っていたみたいだ。
ここが大きな問題。これが目地では無理・・・ここに気が付かなかった・・・

だから、これで目地は無理。さてこの後どうするか?となる。
これが1ヶ月に1回教室の致命的欠点。ここで理解して帰ってから自宅でやらないと、

すべて次回の教室はその自宅のフォロ-教室になってしまう。
簡単に言えば、ここまでね・・・・を越えてしまうと、教えていない事までやってしまう

それならもう先生はいらずに、材料だけあれば良い事になる。
進みたくても失敗しないようにするには、教えた事まで・・・となる。

それを越えるようだと、失敗の確立を上げると言う事になるから、帰りに持って行く
材料を決める時に、1ヶ月間の間にどの位の時間モザイクをしますか?になる。

まずはそんな事から始まり、目地の間隔について話し、ではそれを踏まえてフォロ-。
では選択権。まずこれは鍋しきになる予定だった。だから山周タイルになった。

4色をすべて使い切ってデザインを考えて張って来た。ここまで事実確認。
しかしながら、この仕上がりで見る所、これは本体部分完了にしか見えない。

これからバックをやらなきゃならないのである。でも、4色使い切ったこの隙間を
果たして山周さんのタイルで埋めてこのデザインが引き立つだろうか?

答えは無理である。ではどうするか?大塚さんの選択は1つは経験値のあるぺきぺきで
埋める。これは経験値で材料さえあれば確実である。しかもぺきぺきは厚みは薄いから

鍋を敷いても当たらないから問題無いし、艶があるから山周さんのタイルとはっきり
異なる事から、間違いが無い。

では他は?と言うと、新規のタイルにチャレンジする事。1cm、コロ、エミリア、
だったらどれでも良いだろう・・・

すると、その3つの新規のタイルの素材などの説明の段階で私には無理ですね・・・
ぺきぺきにします。と言う・・・・ならば材料だけあれば自宅で結構です。となる。

つまり色選びに付き合えば良いのだから。教室は不要。えっ?って顔をするので、
言い方を変え、この作品を素敵にする事が大事ですか?それとも上手くなる為のステップ

ですか?と聞くと、上手くなりたい・・・と言う。ならば新規のタイルへ行く事を
お勧めします。それでは試しに1cmで丸を切って下さい。と10枚ほど渡す。

俺はその間、張りっぱなしの作品のボンド取りをしていた。指導はそれをしながら・・・
新しいタイルに入る時は、パチンコの刃の出し入れに気をつけて、色々試す事。

1枚丸くなったら、2枚目以降そのグレ-ド以上にする事。ヘタには絶対にならない事。
むやみやたらと切れたと思わない事。割ると切るは違うを憶える事。

徹底的に切っている人に向かって、ずっと呪文のように唱える。ずっとずっと繰り返し。
しかしまず夢中になると聞いちゃいないもの。ほぼまるっきり。

あっ切れる。あっ失敗。なんて言ったりして・・・。ここで一旦手を止めさせる。
おかしく無いですか?と言うと、はぁ?お気づきにならない・・・・

では最初に戻る。ご自分で無理と言いながら、ぺきぺきにしようとした人が、
今度は1cmを切り始めて、何枚も切っていないのに失敗、成功を口にする・・・・

ご自分が何を口にしたか?判りますか?出来なくて当然なはずなのに、たった数枚で
今度はグレ-ドまで口にする。しかも成功、失敗とはっきり・・・

ここに矛盾を感じませんか?もっと自分自身にお気づき下さい。では続けて。
当然この後は、緊張感が生まれる。今度はさっきと違い消極的になり、

思い切りが無い分切れ味悪く、上手く行く回数も減る。ここに精神的なものが入る。
切れないと決め付けて消極的だった人が数枚切れた事で欲をかき、雑になり

また次のタイルに失敗するとまた次に手を出す・・そこを指摘され今度は消極的になる。
ここで何が言いたいか?1ヶ月に1回で変な癖をつけている。

ほらっ、脇が空いている。切るための定位置の確認を怠らない。1枚目を越える・・・
また繰り返す・・・これを1ヶ月間来なかった事で、すっかり忘れている。

そこでまたぺきぺきから山周タイルになった時の事を繰り返し指摘する事になる。
油断をしない。本当に上手いとは?1枚目も最後も並べた時に見比べても判らない、

安定した供給が出来る事。それには数枚切ったくらいで安心しない事。
しかし、本人はそんな気はちっともない。ただ切っているだけなのだから・・・・

そこが問題。目的意識の低さ。言われるがままただ丸を切るだけ・・・これでは
何枚切っても上手くならない。目的は同じものの供給。

ならば何故、成功したか?何故失敗したか?どうして経験値が無いのに成功したり
失敗するのか?失敗だらけで普通なのでは無いか?本来なら・・・・

そこを追求しながら・・・しながら・・・しながら・・・・ながらが大事。
1つ先を読む。 ただ切る、漠然と切る。これなら1万枚くらい切れば切れるようになる。

つまり慣れるからね。それでは単なる職人。ここは洞察力、観察力、想像力を重視。
この3つの力が乏しいのである。それを鍛える為には、俺の呪文を1つでも良いから

切りながら理解をする。1つで良いから。これが出来ると、呪文の中に1枚目よりヘタに
ならない・・・って言葉がある事に気が付く。ならば2枚目以降は1枚目と比較するはず。

大きさ、形、いびつではないか?ふたつ揃えた時、目玉のように左右対称になるか?
とか、比較をするって行動を取ると思われる。先を急ぐとこれをしないで進む。

これが3つの力を鍛えて行くのである。こんなのが良い例。

例えば、野球中継をラジオを付けて、テレビを音を消して見る。するとどうだろうか?
ライトバック、またバック、大きいぞ、入るか?あぁぁぁぁ取ったライトフライぃぃ。

なんて放送しているラジオで中継していた画像は、テレビじゃ単なるライトフライ。
おいおい、どこがだよぉ・・・なんて事がちょくちょくある。

なのに、どちらか1つだけにすると、ラジオだけならワクワクしたりする。ドキドキしたりする。何故なら想像するからである。しかも大げさな中継がそれをあおるから。

それがテレビだと、臨場感は現地にいるようだし、しかし単なるライトフライは
ドキドキはしない。

ここに何があるか?百聞は一見にしかず・・・じゃあ俺が丸1枚切ったのを真似すれば
手っ取り早い事になる。真似出来ればね・・・初回に・・・

出来なくてへこまないのならね。しかも出来たとしてもただ真似しただけ・・・・
3つの力は宿らない。自分で切り方を工夫したり、あっ2つ切れて目玉みたい・・・

なんて事に気がついた時に、言われてもいない事に気がつくのが想像力になる。
こうして置いて、後から俺が切ったのと比較すれば、今度は観察力となる。

何が自分と違うのか?俺との比較ならヘタで当たり前。しかしながら、切れないと
諦めていた最初から考えれば、切れただけで上出来なのである。

そこを説明する。すると今度は質問が来る。丸を切るって大事ですか?
まっ基本ですね。権利の取得・・・出来ないよりは出来る方が良いに決まっている。

それはすぐに判る・・・バックが始まれば・・・・

じゃひとまず1cmにメドも立ったし、俺もボンド取りが終ったので色決めをしますか?
と進むが、すでにさっきから・・・しながら・・・と言っていた時にも、

切りながら、色決めを想像して・・・とも言ってあった。勿論、それでも今から
初めて考えるのだけれど・・・・・

じゃこれ全部の色が大塚さんの色ですよ・・・と何百とあるものが目に入る・・・・
そりゃ目移りもする。それも判って様子を見る。

すると濃い青とか紺とか・・・なんて口にしながら、上絵の赤、黄色、オレンジ・・・
と出して、作品の上に置く・・・置いて見て黒にしようかな?なんて口にする。

こらぁぁぁぁぁぁ、良く考えて・・・自分のやりたい事を。思い描く作品の仕上がりを。
すると、何がしたいか判らなくなって来た・・・と言う・・・・

じゃあ、もう一回ご自分の言った事を思い出して見ましょう。まず濃い青って
言ってましたね? と確認する。はい。じゃそこに置いて。

この色は好きですか?はい。ならばこれはどうですか?と選んだ色より濃いタイルを
置いて見た。するとこれのが良いですと言う。

当たり前である。濃いのが好きって言っていたのである。選んだタイルより濃い物が
あるのなら、そっちが良い可能性は高い。これで2色となった。

ではこれは?と出した3色目はもっと濃く黒に近い紺。するとこれも良いですと言う。
では?と黒を出す。するとえっ?何が違うんですか?と言う。

この時点で黒もありです・・・と言った様なものなのである。見分けが付かないのだから
逆を返せば無くても判らない・・・とも言える。

そして最後に黒金を見せる。すると初めて嫌ですと言う。これで黒までは使っても良い
って許容範囲が判る。これで濃い方のタイルは決定する。

では逆も真なり。薄い方を探して行く・・・同じようにね。
それによって判ったのが3色。そこでこうではありませんか?最初に口にしたのは・・・

と言うと理解された。ではこの3色で一番好きなのはどれですか?勿論、最初の通りなら
濃い青か黒っぽいのの2色のいずれか?になるはずなのである。

薄いタイルは選ぶはずが無いのである。答えもその通りになった。
では分量を決めます。10枚好きなのを選んで下さい。それを最後まで貫けば、

予定通り終ります。もう考える必要はありません。と10枚を選んでからスタ-トする。

すると1cmの4分の一で丸を切って、花柄の核に見せるようなパ-ツを切り出す。
では次って言うとひし形、4分の一角と・・・色々な形を切り出す。

ここで思い出して欲しいのは、上手くなるステップを選んでいる事。ならば1cmに
慣れる事になる。だから色々な形を切る・・・は大正解。

これで安心。と少し話すのを辞め、しばらく傍観・・・すると始まってしまった・・・
自覚の無い楽チン作戦が・・・・こらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。ストップ。

あのね、自覚無くやっているのは判るから、仕方無いんだけれど、三角多用は最低です。
それを確認します。今まで切ったパ-ツを数えて下さい。

何個三角が入っていますか?丸は何個ですか?四角は?ひし形は?

では検証します。丸は何回刃を入れて作りましたか?ひし形は?四角は?そして三角は?
良く考えて下さい。三角は上手く切れば、1回で2枚完成する事が出来ますね?

では四角。2回切ると4枚になる事になりますよね?丸は?そしてひし形は?
これでお解かりでしょ?今の順番が難易度なのです。

最初は丸を切りましたね。そう練習したので自信になったから・・・知らず知らず。
しかし、さっきやったから1cmのタイル1枚で1つの丸は若干飽きた・・・・

だから4分の一の丸・・・なんて難易度にチャレンジしたのでしょう・・・きっと。
無意識にね・・・更に4分の一の四角切って丸くするのだから、

4分の一の四角はそのまま使える。同じのに慣れたから、今度はひし形にチャレンジ。
ここまではとても良い。しかしここからがおかしい・・・・

本来さっきの順番なら4分の一のひし形じゃないのかな?経験値から・・・・
けれどひし形の1cm1枚につまづいた・・・感が自分自身にあった・・・だから、

そこにいかずに、ん・・・・と考えてじゃ三角と切ると上手く行ったから、どんどん
進んでいた・・・そりゃ一回切って2枚成功するのだから・・・・これが事実。

更に付け加える。老婆心。とは言っても多用は最低なだけで、使っちゃいけない・・・
とは一言も言ってませんよ・・・・と。

これが指導の一部・・・・ここでは進まなかったが、この1ヶ月をしのぐ指導とは、
これでも足りないくらいだと思うが、自宅でやる時に、きっとパチンコを持つたびに

俺が出て来るだろう・・・・

その後、作品の下絵の確認の連絡をするが、連絡は無かった・・・
もう夏には終わらないだろう・・・・残念だが・・・・


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