カシメルマンはBARにおるんちゃうか

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「フライングパンケーキ Step1」

2013年12月16日 | 製作日記「フライングパンケーキ」
先の「JMCオマージュ展」に行ったら、なんかヒコーキが作りたくなった。
…でストックの中からこれをチョイス。
ハセガワ1/72「XF5U-1 フライングパンケーキ」。
絶版モデルだよ、ええい、作っちゃえ(^0^)。

これは円盤翼とか云われる特徴的な形の戦闘機で、STOL機能がある。
大戦末期頃、艦載機としてアメリカ海軍が発注していたらしいけど
ジェット機の出現であまり意味が無くなり量産まで漕ぎつかなかったそうだ。
自分はこんなヘンな形のゲテモノヒコーキが好きなんである。
しかしゲテモノ中でもスタイルはけっこうカッコイイ。
なんで絶版になったのかよく解からない。確かこれも絶版後に中古屋で買った記憶が。

↓ヒコーキ模型はだいたい、まずコックピットをほぼ完成状態にしないと
ボディーの張り合わせも出来ないのだ。これも例にもれず組立図1番はコックピットの組み立て。
部品はあまり精密感はなく、それなりな感じ。資料写真をインターネットで探すもコックピットの
詳細写真までは見つからないので、他のレシプロ機の雰囲気を参考に手を加えようと…。
まず椅子の側板を薄く見えるよう軽く削って、座る面に軽量化の穴っぽいのを加工。

↓コックピット内壁部品にモールド少な過ぎ(^^;。
XF5Uは本当にこんなだったのか。量産してないからもうテキトーなのかも知れないなあ。

↓適当にプラ板と延ばしランナーの細切れでこんなモールドを。
ややヒコーキの内張りっぽくなったかな。勿論資料性はないよ、見た目の雰囲気アップで
やってるから。

↓仮に組んでみるとこんな。
やっぱりコックピットはなるたけゴチャゴチャしてる方がカッコイイものなあ。

↓デカールに計器盤部分があるのに部品側に凹凸があって貼りにくそうなので
部品側をフラットに削った。
そういえば、最近簡易にスゲー精密にコックピットをDUできる別売り部品売ってるのを見かける。
全て塗装済みのエッチングパーツだ。ああいうの、模型趣味としては微妙な気分ではないのか。
ガンプラでいう“多色成形”みたいな。あまりによく出来てるんで正統派は真面目に
やる気が無くなるというか…。

↓内装色の“カーキグリーン”を買わないとと思ったら、ストックにこんな色が。
米軍機体内部色なのでこれでもイケルのでは。しかしコレはまたかなり古い瓶だぞ。
「おーい、生きてるかー」

↓…幸い生きてた(笑)。薄め液混ぜたら使えそうなので、指定のカーキグリーンより
少々明るめではありますが。椅子のシートベルトはマスキングテープとプラ板を使ったもの。

↓組み立ててみる。えいやーでスロットルレバーも付けたゾ。
少なくとも“人が乗るところ”レベルから“操縦するところ”レベルになったのでは(笑)。
…操縦桿が太めの折り畳み傘くらいあるけど。
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