小澤はボストンやヨーロッパの活躍の前に、ニューヨーク・フィルとの偉大な歴史がありました。
若いときの小澤征爾の活躍は尋常ではなかったと。
1971年2月22日の演奏会のあとは今のところないのだが、とにかくその1971年までに小澤はニューヨーク・フィルの歴史を作ってしまっていたのだ!アンビリーバブル。
さらにアンビリーバブルなのが、ソリスト。今こうしてあらためて見てみると「すごい」。
1961年から振りはじめ、最初の頃はバーンスタインや他の指揮者と一晩を振り分けていた時期もあるが、時がたつにつれ沸騰していき、ついに1969年9月23日にはシーズン・オープニングのポーディアムに立った。