河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

PC版に一覧等リンクあり。
OCNから2014/12引越。タイトルや本文が途中で切れているものがあります。

2841- 池辺 吉松 三善 林 横坂 竹多 野平 ニッポニカ 2023.11.12

2023-11-12 23:33:16 | コンサート
2023年11月12日(日) 2:30pm 紀尾井ホール

池辺晋一郎 悲しみの森 (1998) 5′

吉松隆 鳥のシンフォニア(若き鳥たちに)op.107 (2009) 4-3-5-4-5′

三善晃 谺つり星(チェロ協奏曲第2番) (1998) 13′
チェロ、横坂源
(encore)
J.S.バッハ 無伴奏チェロ組曲第2番BWV1008よりサラバンド 5′

Int

林光 第三交響曲(八月の正午に太陽は・・・) (1990) 17-20′
ソプラノ、竹多倫子


野平一郎 指揮 オーケストラ・ニッポニカ

(詳細別途)
















2840- スピノジ HIMARI 新日フィル 2023.11.11

2023-11-11 22:50:05 | コンサート
2023年11月11日(土) 2pm スミトリ

ロッシーニ アルジェのイタリア女 序曲 8
ヴェルディ 運命の力 序曲 7
ヴィエニャフスキ ヴァイオリン協奏曲第1番 16-4-6
ヴァイオリン、HIMARI

(アンコール)
J.S.バッハ ヴァイオリン・ソナタ第2番第3曲アンダンテ 4

Int
ワーグナー トリスタンとイゾルデ 前奏曲と愛の死 11+7
ビゼー カルメン組曲第1番、第2番より 16

(アンコール)
ビゼー カルメン 第1幕への前奏曲 聴衆の手拍子とハミングで  4

ジャン=クリストフ・スピノジ 指揮 新日フィル

(詳細別途)








2839- チャイコフスキー テンペスト ロココ 佐藤晴真 ハムレット ロメジュリ バッティストーニ 東フィル 2023.11.10

2023-11-10 23:53:44 | コンサート
2023年11月10日(金) 7pm サントリー

チャイコフスキー没後130年

チャイコフスキー 幻想曲テンペストOp.18  23′
チャイコフスキー ロココの主題による変奏曲イ長調Op.33  19′
チェロ、佐藤晴真
(encore)
J.S.バッハ 無伴奏チェロ組曲第1番 サラバンド 4′

Int
チャイコフスキー 幻想序曲ハムレット 18′
チャイコフスキー 幻想序曲ロメオとジュリエット 20′

アンドレア・バッティストーニ 指揮 東京フィルハーモニー交響楽団

(詳細別途)












2838- スピノジ HIMARI 新日フィル 2023.11.10

2023-11-10 23:28:50 | コンサート・オペラ
2023年11月10日(金) 2pm スミトリ

ロッシーニ アルジェのイタリア女 序曲 9
ヴェルディ 運命の力 序曲 8
ヴィエニャフスキ ヴァイオリン協奏曲第1番 16-3-8
ヴァイオリン、HIMARI

(アンコール)
J.S.バッハ ヴァイオリン・ソナタ第2番第3曲アンダンテ 4

Int
ワーグナー トリスタンとイゾルデ 前奏曲と愛の死 12+7
ビゼー カルメン組曲第1番、第2番より 16

(アンコール)
ビゼー カルメン 第1幕への前奏曲 聴衆の手拍子とハミングで

ジャン=クリストフ・スピノジ 指揮 新日フィル

(詳細別途)


















2837- モーツァルトPC17、PC22、ヴィトマンSQ2、内田光子、マーラー・チェンバー、2023.11.9

2023-11-09 23:42:12 | 演奏会シーズンログ
2023年11月9日(木) サントリー

モーツァルト ピアノ協奏曲第17番ト長調K.453 13-11-9

ヴィトマン 弦楽四重奏曲第2番コラール四重奏曲  14

Int

モーツァルト ピアノ協奏曲第22番変ホ長調K.482  14-12-12

(アンコール)
モーツァルト ピアノ・ソナタ第10番第2楽章  6

内田光子、ピアノ&指揮 マーラー・チェンバー・オーケストラ

(詳細別途)















2836- フルトヴェングラー 交響曲第1番 日本初演 ゲオルゲ・アレクサンダー・アルブレヒト シュターツカペレ・ワイマール 2002.6.22

2023-10-31 17:08:09 | 演奏会シーズンログ
2002年6月22日(土) 18:30
初台、オペラ・シティ コンサート・ホール

ワーグナー マイスタージンガー、前奏曲
ワーグナー トリスタンとイゾルデ、前奏曲と愛の死
フルトヴェングラー 交響曲第1番 (日本初演)
(アンコール)
シューベルト ロザムンデ、間奏曲
ワーグナー ローエングリン、第3幕への前奏曲

ゲオルゲ・アレクサンダー・アルブレヒト 指揮
シュターツカペレ・ワイマール

フルトヴェングラー作曲の交響曲第1番の日本初演が行われたのはつい最近であった。あまりの素晴らしい曲と演奏であったため、河童のお皿のほとぼりが冷める前に、帰宅後どっかのサイト板に思わず書いてしまった。そのときの模様。
亡国のティピカル都市型無責任エンタメ総理ではないけれどセリフだけは真似したくなる。
【興奮!興奮した!感動した!!
素晴らしい曲だ。実演で聴くとどのセクションも休むことなく、ひたすらこの難曲を弾きまくり吹きまくり叩きまくり。特にブラスは最初から最後まで鳴りっぱなし。爽快感を感じることが出来る。実演がなかなか実現できないのはブラスがへばるからではないかと勘ぐりたくなる。ここにあるのはヒンデミットでもなければシュトラウスでもない、明らかに作曲家フルトヴェングラーである。本当にすばらしい。クライマックスの高揚感はいかばかりか。
どうも、暗いイメージの曲の解説とか経緯とかが先走ってしまい、実演を聴いてもいないのに変なイメージが頭の中にあるからいけないのだ。(東京F研究会N氏のプログラム解説ももっと曲そのものの音のことを書いてほしいなぁ。)私には何か情景をあらわす映画音楽のように聴こえてくる。細かい分析は神出鬼没の評論家KK氏にまかせて、この空間の音響を体に浴びせまくった。とにかく作曲家フルトヴェングラー大発見!!
オケもすばらしい。マスで攻めてくるあたり望郷の念にかられるが、この曲にはふさわしい。大力演のオケと指揮者。オケが去った後のカーテンコールまで印象的な演奏会でした。】

ということで、久々のヒット。実際、聴いた直後の興奮状態そのままである。詳しい分析は、当日聴きに来ていた神出鬼没の音楽評論家金子建志さんにまかせるとしても、音の響き自体のことを中心に書いてみたい。
まず、第1楽章の「いり」から思うのはせっかちとさえ言える曲想の変化である。弦楽器によるせわしないフレーズと、ブラスによる絶え間ない咆哮。ブルックナー的沈黙とか息の長さみたいなものはここにはない。彼の求めているものではない。従って、よく曲の解説とか背景説明などにあるように、「ブルックナーとシュトラウスとヒンデミットなどが混ざったような」、などというような言葉の羅列が嘘であると言うことがたちどころに理解出来る。やはり響き、音、をなんの先入観念も持たず聴くと言うことは大事だ。最初せわしなく感じた曲の流れも、だんだんと積もり重なっていき遂には巨大でヘビーな音響空間が構築される。これは見事としか言いようが無い。唖然とするすばらしさだ。もちろん、暗い時代背景が反映された.....といった解説も完全に無視。
河童には映画音楽の情景描写のように聴こえる。ただ、調が安定することはない。ニ短調的不安定感と、予定調和は第4楽章のフィナーレまで持ち越しだよ、といったメッセージを強烈に感じる。
また、第1主題、第2主題というソナタ形式も明確には聴こえてこない。(これは聴きこんでいないからかもしれない。)絶え間ない曲想の変化、静寂な部分もそんなに長くは無く、すぐにエネルギーの爆発が始まる。退屈する暇は一時も無い。
あっという間の第1楽章31分であった。なにか巨大な壁画を見るような思いである。この第1楽章を聴いて思うのは、作曲家フルトヴェングラーはこの1番の後、決して量産するタイプではないなぁ、ということ。
第2楽章スケルツォ9分、第3楽章アダージョ15分は、巨大な第1楽章31分の内容に比べるとあっけない感じでさえある。長さ的にはバランスを欠くかもしれないが、あの超ヘビー級の第1楽章のあとにはこのようなスケルツォこそふさわしいのかもしれない。ここでもあのせわしない曲想が印象的である。アダージョでさえ、下降するフレーズよりも弦楽器によるせわしない曲想の方が印象的だ。このアダージョも息が長いというものではない。
クライマックスは第4楽章である。ここには真の音の響きの饗宴がある。昨今の分離した音を求めるスコアではないらしく、時代を反映したマスとしての響きを強烈な音圧として感じることが出来る。弦楽器の絶え間ない変化、ブラスによる強烈な例の降下音フレーズ、ソロイスティックな木管、二人で叩くティンパニ。なにもかもサディスティックなまでに燃え上がる。特にブラスセクションの咆哮はすさまじい。よっぽどの共感が指揮者とオーケストラ両方にないとここまで踏ん張れないと思う。そして、最初に書いたように、最後を予感させた予定調和が完全な高揚感を伴ってすさまじい打撃音とともにかなたに終わる。
なんという充実感だろう!!久しぶりだ。このような圧倒的な音楽を聴いたのは。拍手もこのタイミングしかありえないという全く納得できるものであった。
この指揮者とオーケストラは日本ではあまり知られておらず、曲も曲だけに三分の二程度の入りであったが、これからは見直されるだろう。やっぱりオペラをやっているオーケストラは強い。特にこのような大曲には腕まくりであろう。そこまでさせた指揮者に脱帽。
さすがフルトヴェングラー協会お墨付きの研究家だけのことはある。共感度が他の指揮者とは全く異なる。
オーケストラ自体は、音を分解させて響かせる、といった昨今のスキルレベル誇示の方向ではなく、昔ながらのマッシブな音楽アンサンブルが心地よい。特にこのような曲にはふさわしいと思う。その意味では時代を反映した曲と言えるかもしれない。
この曲は聴いているとアウフタクト部分も8分音符、16分音符で、というフレーズが頻繁に出てくる。そういったところはなかなか合わせづらいと思う。このような部分が一流との差になるのであるが、このようなことは次回のお楽しみとしよう。とにかく初来日ということもあり、全国行脚、プログラムも長大、アンコールピースも盛りだくさん、久しぶりの正味2時間半オーバーのフルコンサートであった。
第1楽章 ラルゴ 31分
第2楽章 スケルツォ 9分
第3楽章 アダージョ 15分
第4楽章 フィナーレ 26分
おわり
ところで、冒頭に書いた解説のNさん。昨日の成果はどうだったのだろうか。
第3番の初演。



2835- バボラーク 山響 2023.6.18

2023-06-18 23:04:07 | コンサート
2023年6月18日(日) 3pm 山形テルサホール

ベートーヴェン エグモント序曲 9

ロゼッティ ホルン協奏曲変ホ長調C.49/K.Ⅲ;36 10-6-4

ベートーヴェン フィデリオ序曲 6

Int

ドヴォルザーク スラヴ舞曲集第1集op.46  4-5-5-7 4-4-3-3

ラデク・バボラーク 指揮、ホルン 山形交響楽団

(詳細別途)









2834- 芥川也寸志トリプティーク サンサーンスPC2 ルゥォ・ジャチン マーラー4番 中江早希 高関健 仙台フィル 2023.6.17

2023-06-17 23:46:11 | コンサート
2023年6月17日(土) 3pm コンサートホール、日立システムズホール仙台

芥川也寸志 弦楽のための三楽章 5-7-3

サン=サーンス ピアノ協奏曲第2番ト短調op.22 11-7-6
ピアノ、ルゥォ・ジャチン

(encore)
シューマン 森の情景より第7曲 予言の鳥

Int

マーラー 交響曲第4番ト長調 18-10-21-10
ソプラノ、中江早希

高関健 指揮 仙台フィルハーモニー管弦楽団

(詳細別途)










2833- ショスタコーヴィチ 8番 ジャナンドレア・ノセダ N響 2023.6.16

2023-06-16 23:00:47 | コンサート
2023年6月16日(金) 7:30pm NHKホール

ショスタコーヴィチ 交響曲第8番ハ短調op.65  22-7-6+9+15

ジャナンドレア・ノセダ 指揮 NHK交響楽団

(詳細別途)








2832- エレクトラ クリスティーン・ガーキー ジョナサン・ノット 東響 2023.05.14

2023-05-14 23:49:16 | オペラ
2023年5月14日(日) 2pm サントリー

シュトラウス 作曲
サー・トーマス・アレン ディレクション

エレクトラ コンサート・スタイル 字幕付き
1時間37分 scene duration 6-8-11-25-11-21-15

In order of voices’ and stage’s appearance
1.侍女 金子美香、谷口睦美、池田香織、高橋絵理、田崎尚美
1.エレクトラ、クリスティーン・ガーキー
2.妹(クリソテミス)、シネイド・キャンベル=ウォレス
3.母(クリテムネストラ)、ハンナ・シュヴァルツ
4.弟(オレスト)、ジェイムズ・アトキンソン
5.コロス、二期会合唱団
6.義父(エギスト)、フランク・ファン・アーケン



ジョナサン・ノット 指揮 東京交響楽団

Scene1 侍女
Scene2 エレクトラ、妹
Scene3 エレクトラ、母
Scene4 エレクトラ、妹
Scene5 エレクトラ、弟
Scene6 エレクトラ、義父
Scene7 ファイナル・シーン
1時間37分 scene duration 6-8-11-25-11-21-15




(詳細別途)