幹事クリタのコーカイブログ

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一山本の快進撃

2023-11-17 23:59:17 | 大相撲
 今年最後の九州場所。横綱照ノ富士はまた休場で、優勝争いは3大関3関脇の上位陣が中心になります。現時点で関脇琴ノ若が全勝、大関貴景勝、豊昇龍が1敗、大関霧島と関脇大栄翔が2敗、関脇若元春は3敗と出遅れています。大器琴ノ若がいよいよ本格化してきたように感じます。若いと思っていましたがもう25歳になりました。下から23歳の王鵬、平戸海、21歳の北青鵬、熱海富士らが番付を上げてきています。早く大関に上がり、さらに上を目指して欲しい力士です。

 琴ノ若と全勝で並んでいるのが返り入幕の一山本。先場所十両優勝をして幕内に戻ってきました。今場所幕内で2場所連続の優勝をすれば1914年の両国以来109年ぶりの快挙となるそうです。さすがにまだ6日目を終えた時点で優勝云々は気が早過ぎますし、勝てば勝つほど後半は上位陣に当てられてしまいますから勝ち続けるのは難しいでしょうが、前頭14枚目と下位だけにしばらくはまだ白星を重ねられそうです。

 一山本は先月30歳になりました。昔ならベテランですが、力士の寿命が伸びた昨今ではまだ中堅という年齢です。大学を卒業後は北海道福島町で地方公務員として働いていたのに、23歳で公務員を辞めて新弟子検査を受けて角界入りした異色力士として入門当時は話題になりました。最近は幕内下位で勝ったり負けたりしていましたが、今年名古屋場所で怪我をしてから引き技を駆使する相撲を反省して、前に出る相撲に変えたとか。それが先場所の十両優勝からの今場所の活躍に繋がったようです。

 一山本がどこまで快進撃を続けられるかわかりませんが、上位陣に当てられるようになるまで好調を維持し続け、役力士相手に力強い相撲を見せてくれることを楽しみにしたいと思います。
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