幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

大社高校の快挙

2024-08-12 23:59:46 | 野球
 夏の甲子園には第1回大会からずっと地区大会に参加している学校が全国に15校あります。第100回の記念大会では主将が入場行進をしたこともあるこの15校に僕の母校も含まれているのですが、今大会に島根代表で出場している大社高校もその1校です。今回は32年ぶりの出場ということで話題になっていました。主な卒業生には1932年ロス五輪の100メートルで6位入賞した「暁の超特急」吉岡隆徳、シンガーソングライターの竹内まりや、最強女流棋士の福間香奈などがいます。

 実は僕のピアノの先生が大社高校の出身なので、今回島根代表になった時には「おおっ」と喜んだのですが、1回戦の対戦相手が春の準優勝校で今大会優勝候補の一角でもあった報徳学園になってしまったので「これは厳しいな」と思いました。「逆転の報徳」で知られる甲子園常連校であり、地元兵庫代表です。32年ぶり出場の公立高校には厳しすぎる相手です。

 ところが大社は報徳相手に怯んでなどいませんでした。報徳のエース今朝丸はドラフト候補の好投手ですが、立ち上がりに乱れやすいというデータを元に初回から積極的に打っていき、あとは自分たちの持ち味の「足」を活かすという方針を立てていたそうです。実際にその作戦が実って初回に2点を奪い、さらに7回にも1点を追加して今朝丸を降板させました。投げてはエースの馬庭が9回1失点という好投で完投しました。報徳の誤算は今朝丸が3点を奪われたこと以上に、打線が1点しか取れなかったことでしょう。

 大社の甲子園勝利は63年ぶりだそうです。こういうジャイアントキリングがあるから高校野球は面白いし、野球のみならず公立高校の部活で頑張っている高校生たちは諦めないで、どんどんチャレンジしていって欲しいなと思います。
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