柿上猿麻呂の「花、菜園、旅」の週刊フォトニュース

自宅や菜園で栽培している花や、植物園などで撮影した花の写真を週単位で紹介

6号 ホタルブクロ‘白糸の滝’、ボウランの開花と「庭の昆虫達」1

2006年08月04日 16時00分49秒 | 花、写真、家庭菜園

 先週、紹介した、ホタルブクロ‘白糸の滝’が開花しました。花弁は深く裂け、袋になっていません。本来は、一本の花茎に6~10くらい花がつきますが、今年は、1茎しか立たず、しかも長雨でつぼみが腐り不調でした。栽培は普通のホタルブクロよりやや難しいようです。

 今年の東京ドームでの「世界洋蘭展」で購入したボウランが咲きました。葉と茎が区別できません。茎葉は棒というほど太くありませんが、細い円柱状線形です。唇弁が濃い茶褐色で動物の顔のように見えます。



メモ ボウラン ラン科 学名 Luisia teres 分布 近畿地方南部、四国、九州、沖縄、台湾 園芸形態 常緑 半耐寒性多年草 

 7月29日に庭に出しておいた洋ランの葉の裏に、チョウのサナギを見つけました。何チョウだかわかりませんでしたが、8月1日にチョウなりました。図鑑で調べたところ、どうもゴマダラチョウのようです。平地、雑木林、公園、庭などに見られ、幼虫はエノキ、エゾエノキを食べるそうです。

      

メモ ゴマダラチョウ タテハチョウ科 学名 Hestina japonica 分布 北海道南西部、本州、四国、九州

 庭のネグンドカエデが大きくなり、いろんな昆虫が来ます。写真はニイニイゼミの交尾とヒグラシです。アブラゼミも来ますが、用心深く、アップの写真が撮れません。


    

メモ ニイニイゼミ セミ科 学名 Platypleura kaempferi 分布 日本全土
メモ ヒグラシ セミ科 学名 Tanna japonensis 分布 北海道南部、本州、四国、九州、奄美大島

 アメリカリョウブを撮影中に来たクマバチ。この蜂は相当に自信家らしく、このずんぐりした図体でこの小さな羽。どう計算しても飛べないそうですが、本人は飛べると言う自信だけで飛んでいるそうです。ほかの蜂のように刺す針は持っていませんが人を恐れず堂々としています。私の好きな昆虫の一つです。



メモ クマバチ ミツバチ科 学名 Xylocopa appendiculata 分布 本州、四国、九州

 庭の小さなケヤキの上にいたキリギリスの仲間の幼虫です。幼いものはかわいい。名前はよくわからないがヒメギスと思われるます。詳しい人がおられましたら、名前を教えてください。



メモ ヒメギス キリギリス科 学名 Metrioptera hine 分布 北海道中南部、本州、四国、九州



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2 コメント

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ホタルブクロ“白糸の滝”の開花 (椿)
2006-08-07 22:38:39
う~ん。どの部分がどうなってこんな開花姿になるのでしょう。つぼみ写真の傘の骨みたいな部分が花びらだったてことですか?変化前と変化後の写真が2枚だけだと、ナゾがよけいに深まるということがあるんですね。
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わあ、可愛い (tokoro)
2006-08-07 22:51:39
ヒメギス(?)の子ども、かわいいですね。周りの葉の青緑色に子ムシの赤い顔がよく映えてすごくきれいな写真ですね。クマバチもなんだかノドカ。虫にも表情があるんですね。それとも、そう感じるのは猿麻呂氏のコメントがいいのかな。
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