7月31日(火)ひたちなか市に海浜植物の撮影に出かけました。昨年の大震災以来、津波が怖く海の近くに行くのを敬遠していたのですが、そう言うことばかりを言っておられないので、意を決して出かけました。
途中、大洗海岸を通りましたが、大勢の海水浴客がいましたが、やはり、震災以前に比べればかなり少ないようでした。
那珂川を超え、ひたちなか市の平磯、磯崎に向かいました。このあたりは海水浴客も少なく、無料駐車場もあり、ゆっくりと撮影が出来ます。
平磯から磯崎の海岸には7,500~6,800万年前の白亜紀後期の地層が露出しており、翼竜やモササウルスの化石が発見されています。
平磯。
磯崎。白亜紀の地層が露出している。
平磯、磯崎あたりは海と防潮堤との距離がなく植物が生えるスペースが余りありません。それでも砂礫に生えているツルナを発見、撮影しました。
ツルナ。食用になる。
ツルナを撮影後、磯の小動物「イソガニ、フナムシ、ヤドカリなど」の撮影を始めましたが、潮が満ち始めたので止めました。
その後、阿字ヶ浦方面に向かいましたが左手にスカシユリが咲いているのを発見、撮影しました。ここのスカシユリは背丈も大きく、花数も多いようです。看板には近くの中学校が保護育成しているとありました。他にも砂地の植物が生えていました。
スカシユリ。
ナミキソウ。
ハマナデシコ。
オオフタバムグラ。
阿字ヶ浦は砂丘地帯が広がり植物の個体数が多くありました。ネコノシタ「ハマグルマ」が砂地を覆うように繁茂していました。
ネコノシタ「ハマグルマ」。
シロヨモギ。
コウボウムギ。
ハマナス。
今週撮影の海浜植物以外の野草。
オモダカ 株。
オモダカ 花。
オモダカ 葉。 アギナシ 葉。行方市。 オモダカとアギナシは似ているが葉の幅が異なる。
アメリカアゼナ。行方市。
タカトウダイ。ひたちなか市。
ハエトリソウ。小美玉市。
ホテイアオイ。上の花弁が仏の光背のようできれい。
日光種苗から種をいただいて栽培している穀類アマランサスの花が咲きました。花色は赤、橙、黄、緑などさまざまで切花にも使えそうです。
穀物アマランサス。花色がいろいろ。
農具小屋の前のルドベキア‘タカオ’が咲き始めました。花期が長いので良いのですが、草勢が強く雑草化するのが難点です。
ルドベキア‘タカオ’。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます