東郷町議会議員 かどはら武志(日本共産党)

連絡先090-1835-5649
kadohara@joy.ocn.ne.jp
白鳥4丁目押草団地

本会議は5時ぐらいまでで終わるようにしてほしい

2009年03月11日 | 東郷町議会

 5日(木)の本会議の終了時刻は夜10時半ごろ。http://blog.goo.ne.jp/kadoharatakesijcptogo/d/20090305

 何でこんなに長引いたかと言うと、質問席に立ったのが、のべ18人(一般質問4人、当局提出議案への質疑に9人、議員提案のうち定数削減に3人、議員提案のうち報酬7%カットに2人)と多数だったのに加え、議事が何回も止まったから。

 一般質問だけでも大変だし、当初予算が審議される議会でもあるし、議案質疑は別の日にしておけば良かったのでは、と思いました。今後に向けての教訓になることでしょう。

 のべ18人の発言者のうち、私と中川議員の発言機会は4回ずつでした。一般質問、当局提出議案への質疑、議員提案への質疑(2回とも)。のべ18人のうち、日本共産党が8人だったということです。

 当局への議案質疑で私の順番が回ってきたとき、すでに8時ごろだったでしょうか。きちんと覚えてるわけではないので不確かですが。そのとき、すでに頭の回転が鈍っていたようで、答弁を勘違いしてとらえて、それを元に発言してしまったり(すぐに自分で気付けたので、その場で訂正できましたが)しました。

 最後の報酬カット議案への質疑では、エンドレステープのようだった(ある職員の感想)そうです。

 頑張れば良いと言うものではない。議論にはそれなりのコンディションが必要です。住民のための議論ですからなおさらです。

議事を止めた人のうち一人は中川議員

 中川議員(日本共産党)の一般質問で。

 いこまい館のトレーニングジム(4月オープン)の利用料金について、いい加減な説明がされたものだから、中川さんがぶち切れ。

 1カ月の定期利用の値段が5000円と、とっても高い。12月議会の時点では、時間帯によっては1カ月3500円のお得な(それでも現在の体育館のジムの2000円よりかなり高額)利用ができる、という説明があったが、と質問したのに対し、副町長がそんなことはない、という答弁をしたものだから、中川議員は、事実と違う答弁をされたら質問が続けられない、と抗議。議事録精査のため、30分ほど休憩に。

 その後、副町長は「本会議場での発言はない。委員長報告に、3500円の説明がある」と、本会議で言ったわけではないから良いかのような発言。このこと自体、実にけしからん事です。

 その上、副町長は「あくまでも案の説明で、決定ではなかった」と言い逃れ。

 中川議員は後ろ(議員たちがいる方向)を向いて「(いこまい館へのジムの移設の条例に)賛成した人たち、案でだまされたんだよ」。

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総合計画審議会(総計審)に議員は参加すべきではない

2009年03月11日 | 東郷町政

 2011年度から10年間の東郷町の基本政策の道しるべとも言うべき「第5次総合計画」の策定作業が、2009年度と10年度の2年間にわたって行われます。町長は総合計画を策定するとき、総合計画審議会(総計審)に諮問します。総計審は町長の諮問に応じ、調査・審議を行うこととされています。(東郷町総合計画審議会条例)

 ところで、この条例では、審議会のメンバーに議員が5人入ることになっています。(全委員数は18)

 議会は、町長が総合計画を策定したとき同時に作る「基本構想」について、可否を議決することになっています。(地方自治法第2条)

 総計審に入った議員は、自分たちが後で議決する議案の作成に関与することになります。これでは町長と議会との独立が保たれません。

 総計審は10年に1度設置されるものであり、ことの重要性を考慮し、総計審のメンバーに議員を入れないよう条例を改正することを提案する申し入れ書を議長に提出しました。

 以下に申し入れ書全文を掲載します。それと、関連する内容の要望書を昨年4月30日にも議長と町長に提出していましたので、これも掲載します。

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2009年3月10日

東郷町議会議長 石川昌弘 様

東郷町議会議員 中川雅夫

東郷町議会議員 門原武志

総合計画審議会委員への議員の参加をとりやめることについて

日頃は議会改革および公正な議会運営に努められていることに敬意を表します。

さて、2009年度には第5次総合計画の策定のための東郷町総合計画審議会での審議が始まることが見込まれます。総合計画の基本構想については、地方自治法第2条第4項で議会の議決を経て定められるものとされています。一方、東郷町総合計画審議会条例第3条では、町議会の議員5名が、総合計画審議会の委員に任命されるとされています。

この条例の通り議会の議員が総合計画審議会の委員になれば、町長が議会の議決を得るために提出する案の策定に議員が参加することになり、町長と議会の独立が保たれません。

議会としては、総合計画審議会での審議途中において、審議内容について当局からの説明を受け意見を述べるという形で関与することが、町長との独立を保ち、ひいては客観的な立場で審議内容をチェックできるものと思われます。

そこで以下について特に要望します。

            記

1.       東郷町総合計画審議会条例第3条の「町議会の議員5名」の規定を削除し、公募など他の区分の委員の人数を増やすなど、条例を改正すること。

2.       総合計画策定の経過を調査する全議員による特別委員会を設置すること。

                        以上

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2008年4月30日

(提出先)

東郷町議会議長 星野靖江 様

東郷町長    川瀬雅喜 様

東郷町議会議員 中川雅夫

東郷町議会議員 門原武志

町長の指揮下にある各種審議会等付属機関への議員の

委員としての参加をとりやめることについて(要望)

表題のことについて、第2次地方(町村)議会活性化研究会の「分権時代に対応した新たな町村議会の活性化方策」(最終報告 平成18年4月)の「Ⅲ議会運営上の活性化方策1議会と長の関係(3)付属機関等への参画」の提言「長の指揮下にある各種審議会等付属機関への議員の委員としての参加は極力控え、法定参加もその必要性を見直して不要なものは廃止を求める。」には、「議会と長の対立・並立を前提とする二元代表制の下では、長の指揮下にある各種審議会等付属機関に議員が委員として参加する慣行があるが問題であり、原則としてやめるべき」「長の側から見れば、議案提出に先立って議員の了解を取り付けられ、無難であり、議員の側にも個人としての限界から情報・資料の入手が容易との意識がある。だが、これにより議案の審議に遠慮が働き、修正等の提案がしにくくなるのは否めず、現状ではすでに3割の町村で、法定参加以外は取りやめ、また県の町村議長会で徹底を図っている例も見られる。」とあります。

この提言にもあるように、長の指揮下にある各種審議会に議員が参加することは、議員が長の意思決定に関与することになり、長と議会の独立が保たれないことにつながるため、私たちは、議員は各種審議会等の委員に就任すべきではないと考えます。

よって以下について要望します。

              記

1.国民健康保険運営協議会や診療所運営委員会委員会などの公益を代表する委員などに議員が就任している場合など、議員が法令上の根拠なく町長設置の審議会等への委員に就任することは、やめること。

2.都市計画審議会委員など、議員が委員になることが条例で定められている場合については、議員の委員就任をやめるよう条例改正をすること。

                        以上

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3組合合同研修凍結の申し入れ

2009年03月09日 | 議員活動

 以前から問題だと思っていた3組合合同研修の凍結を求める申し入れ書を、日東衛生組合議長に提出しました。

関連記事はhttp://blog.goo.ne.jp/kadoharatakesijcptogo/d/20080524http://blog.goo.ne.jp/kadoharatakesijcptogo/d/20081101など。

 同様の申し入れは、3組合に関係する日本共産党議員がいっせいに行い、尾三衛生組合議会の坂林卓美議員(日進市議)と尾三消防組合議会の横山紀美恵議員(三好町議)も各組合議長宛てに申し入れ書を提出します。

 申し入れ書の全文を紹介します。

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                       2009年3月9日

日東衛生組合議会議長 余語充伸様

            日東衛生組合議会議員 門原武志

             3組合合同研修の凍結について

 日頃は公正な議会運営に尽力されていることに敬意を表します。

 議会の研修は明確な目的をもって実施されるのは当然であり、かつ行政の監視など議会機能の強化に効果を発揮することが求められます。

 また、構成市町の厳しい財政状況を考慮すれば、一部事務組合の議会費も少しでも節減することが必要です。

 この観点から、これまで実施されてきた日東衛生組合・尾三消防組合・尾三衛生組合議会議員合同視察研修(3組合合同研修)の実施の見直しが必要であり、とりわけ、3組合合同研修の実施はやめるべきと考えます。

 研修のあり方について協議することが必要であり、当面の間、研修の実施を凍結するよう求めます。

                           以上

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議員互助会に退会届を提出

2009年03月07日 | 東郷町議会

 5日付けで、東郷町議会議員互助会の退会届を提出しました。宛先は互助会長でもある東郷町議会議長。

 5日の本会議では、今期中の議員報酬を7%カットする条例案が審議されました。その中で、日本共産党の中川まさお議員は「年に20万円も報酬が減る分を補うためにアルバイトも考えなければならないが、そのために議員としての活動がカットされるようなことになってはならない。現実には、議会の皆さんとのお付き合いをカットすることになる」と表明しました。

 そのための具体策として、私たち日本共産党東郷町議団は、東郷町議会議員で構成される議員互助会から退会することを決めました。

 そうすることで実際に節約できる支出は月々2000円の会費と、互助会の会計が枯渇したときに期末手当の支給時になされる特別徴収(今年度は2万円だった)など数万円で、収入減への対応としては不十分ですが、不必要な出費は可能な限り抑えなければ、議員活動も家計も維持できません。

 現職議員の退会は例がないため、互助会側の対応がどうなるかは分かりませんが。

 なお、互助会の活動は、会員の弔事への対応、本会議開催時の昼食、議会互助会ボート部、などなどです。

 これからは議会クルーとして全国レガッタに出場することもなくなり、私としてはさびしいですが、何を切るのかを考えれば、議会クルーとしての活動は最優先で切るべきでしょう。

----追記----

 現職議員が互助会から退会した例はあったそうです。

提案者、「深い考えはない」と答弁

 私が「7%」の根拠について質疑したところ、「深い考えはない」と答弁。

 町長、副町長、教育長の給料のカットも7%で、町長はすでに実施している30%カットから更にカットする場合、8%だったら一般職の給料を下回るので7%。副町長と教育長は、管理職手当のカット額を上回るように7%に決めた、という説明がされました。じゃあ、議会はなぜ7%か、と追及したときに、提案者である近藤鑛治議員(無所属)が「深い考えはない」と答弁しました。

 こんないい加減な提案に、賛成の署名をしたら恥ずかしい思いをするところでした。よくもまあ、圧倒的多数の賛同が集められたものだと感心します。(提出に賛成の署名をしなかったのは、議長を除き、日本共産党の2人と無所属の山口議員)

中川議員、チャーチスト運動から説き起こす

 日本共産党の中川議員は、議員報酬が掴みガネではなく、主権者が権利として勝ち取ったものだということを、イギリスの労働運動であるチャーチストの主張にさかのぼって説き起こしました。

 かつて議員は貴族たちで占められ、無報酬の名誉職でした。

 労働者階級の代表が議会に進出するにあたって、生活と活動を保障するために報酬を要求したのが、議員報酬の考えの起源です。

 報酬審議会が「お前ら、これだけでしっかりやれ」と言って決めた報酬を、「こんなに要らない」と言ってしまったら、「こんな額には見合わない働きしかできません」と宣言するようなものだと考え至らないのでしょうか。

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「違法な派遣切りをしないよう企業に啓蒙したい」と町長が表明

2009年03月06日 | 東郷町政

 5日の私の一般質問で、町長が違法な派遣切りをしないよう企業に啓蒙したいという考えを表明しました。私が「今の法律でも、期間途中の解雇などは違法だということを、企業や労働者に周知すべきだ」と求めたことへの答弁です。「違法行為があれば是正を求める」とも表明しました。

 派遣切りにあった、またはあいそうな皆さん、またはそのお知り合いの皆さん、ぜひとも東郷町役場に相談してください。

 また、職だけでなく住居も失った人への対応について町が住居を保障すべきだという質問には「施策としてやるのは財政的に苦しくてできないが、今ある資源を活用して最大限対応する」と答弁しました。

 このような姿勢を行政が示すことは、困っている町民を励ます上で重要なことです。

やっぱり町営住宅は必要だと思う

 緊急の場合の対応はなんとかなると思います。町長は明言しませんでしたが、おそらく町の施設の建物などを活用することになるのではないでしょうか。

 でも、町内に安価な住宅が少ないことは問題です。町内の県営住宅も雇用促進住宅もなかなか空きがでないようです。

 私が相談に乗った派遣切りにあった方は、ハローワークの制度を活用して敷金なども準備でき、新しい住居に入居できましたが、その住居は町外です。安くて条件が良い住宅が東郷町内では見つからなかったからです。

 せっかく縁あって東郷町で仕事を得て何年も住んでいたのに、派遣切りという人生でも最悪の思い出を残して東郷町から去って行きました。

 東郷町の議員としてこんな情けないことはありません。

 東郷町に安くて便利な住宅がないなら、行政が作ってほしいと思います。何も新しい建て物は必要ありません。空いてる住居を町が確保して、それを安価に提供すれば可能かもしれないと考えているところです。

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