東郷町議会議員 かどはら武志(日本共産党)

連絡先090-1835-5649
kadohara@joy.ocn.ne.jp
白鳥4丁目押草団地

日東衛生組合議会でいろいろ―その1、非常勤特別職の報酬に関する条例の改正案に対する修正案を提出

2009年03月27日 | 議員活動

 27日は、2009年度の日東衛生組合(東郷町、日進市のし尿処理の一部事務組合)の予算案等を審議する2009年第1回日東衛生組合議会定例会がありました。

 何点か皆さんにご報告したい事があります。まず最初は「特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例」についてです。

 今回の議会では、この条例の審議の前に、会議に出席したときの議員の費用弁償(日額3000円)を4月から廃止する条例が審議され、全員一致で可決されました。9月議会での議論を踏まえ、検討されてきた結果です。

 議員のことと同時に、非常勤の特別職(管理者…日進市長が就任、副管理者…東郷町長が就任、監査委員等)が会議に出席した時などの費用弁償(議員と同様の日額3000円)も廃止しようという条例案です。

 費用弁償の廃止だけでしたら、別に何もいう事もなく賛成するところでした。ところが、監査委員の報酬を年額7万2000円から月額9000円に、議員から選出された監査委員の報酬を年額4万5000円から月額4500円へと変えるという内容も含まれていました。

 監査委員の場合、年額に換算すると3万6000円もの値上げです。議会選出の監査委員も9000円の値上げです。

 この条例改正は、日東衛生組合だけでなく尾三消防組合(東郷町、日進市、三好町の消防)、尾三衛生組合(東郷町、日進市、三好町のごみ焼却)でも同時に提案され、互いに協議して足並みを揃えたということが、質疑への答弁でも明らかになりました。

 日東衛生組合の監査委員の報酬が高いとは思いませんが、他の組合と足並みを揃えるとかじゃなくて、この組織の監査委員の報酬がどうあるべきかをもっと慎重に考えてもらいたい、という思いから、監査委員の報酬額の変更の内容を削る修正案を、日進市選出の島村議員、東郷町選出の山下議員(いずれも無所属)の協力を得て提出しました。

 採決では私たち3人だけの賛成で修正案は否決されました。その後、原案の採決では私たち3人は反対しましたが、その他の賛成多数で可決されました。

 私たちが意図した結論は得られませんでしたが、ただ反対する以上に、私たちの考えを説明することができました。

 修正案への賛成討論は島村議員が行い、特に月額の問題点についての意見が述べられました。

 昨日の尾三衛生組合議会では日本共産党の坂林議員(日進市)が三好町の水谷議員(無所属)とともに修正案を提出しましたが、同様な結果でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする