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書籍之海 漂流記

看板に掲げているのは「書籍」だけですが、実際は人間の精神の営みすべての海を航海しています。

洪誠著 森賀一恵/橋本秀美訳 『訓詁学講義 中国古語の読み方』

2017年11月28日 | 抜き書き
 解放後は、マルクスレーニン主義・毛沢東思想の指導の下、訓詁学は漢語の実際から出発して、十分な資料を掌握し、歴史的観点を運用し、具体的な問題を具体的に分析し、ますます精緻になってきており、先人を超える巨大な成果が得られるはずである。 (「第一章 緒論」 本書35頁)

 訳者橋本氏による「あとがき」も、この思考の系譜に立っての紹介である。

(2003年12月)