書籍之海 漂流記

看板に掲げているのは「書籍」だけですが、実際は人間の精神の営みすべての海を航海しています。

アイニ著 米内哲雄訳 『ブハラ ある革命芸術家の回想』

2018年04月06日 | 伝記
 出版社による紹介

 初めて読む。これは、読まずに中央アジアと中国領トルスキスタンまたジュンガリアのことで論考をものしたり、ブログやツイッターで書いてきた身として、とても恥ずかしいことである。そういう内容である。
 タジク語のロシア語訳からのさらに重訳ということであるが、文中、距離の単位が「ベルスタверста(露里)」になっている。これはタジク語原書においてすでにそうだったのだろうか。

(未来社 1973年7月)