前項から続き。
たとえば下冊「憲問」篇で、「微管仲。吾披发左衽矣。」と切ってある。この時代の漢語の句読点の付け方は読点と句点をどちらも“○”で示すが、このことすなわち語・表現と文の区別が曖昧な従来の感覚の表れと見なせる。
(中国 国立華北編譯館 1943年5月)
たとえば下冊「憲問」篇で、「微管仲。吾披发左衽矣。」と切ってある。この時代の漢語の句読点の付け方は読点と句点をどちらも“○”で示すが、このことすなわち語・表現と文の区別が曖昧な従来の感覚の表れと見なせる。
(中国 国立華北編譯館 1943年5月)