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書籍之海 漂流記

看板に掲げているのは「書籍」だけですが、実際は人間の精神の営みすべての海を航海しています。

「馬英九:没必要宣布台独 而且也不会成功」 博聞社

2017年03月03日 | 地域研究
 原題:「马英九:没必要宣布台独 而且也不会成功 」『博聞社』

  马英九说:“很多人会认为,我们已经独立了,我们选自己的总统,自己的政党,管我们自己的事。”
  但他表示, “独立”一词有两个意思:“第一是‘自治’(autonomy),你有自己的政府,选择你自己的总统;另一种是‘分裂’(seperation), 这两种很不同。”

  我很不明白他讲话的后半。独立independence并不是自治autonomy。看来他对于独立的了解非常独特,至少涵义很广泛。

サイエンティフィック・アメリカン編 遠山啓監訳 『現代数学の世界』 2 「空間の征服」

2017年03月03日 | 数学
 古代ギリシアの人々は,自然の真理を演繹することに熱中したので,その数学はとにかく,自然界の真理に立脚したものでなければならなかった。幸いなことに,次のような“一見して自明な”真理が彼らの手もとにあった。

 二つの点は1直線を決定する。
 直線はどちらの方向にも無限にのびている。
 すべての直角は等しい。
 重ね合わせることのできる図形は合同である。〔後略〕
  (モーリス・クライン「幾何学の世界」 本書12頁)

 まさに現実として“一見して自明”なものである。すこしでもそうでないものは、ユークリッドは公理ではなく公準として区別した。
 “一見して自明な”自然の真理から出発するがゆえに、もしここの記述が事実であるとすれば、古代ギリシア人はその真理を“演繹することに熱中した”のであろうか。

(講談社 1974年2月)

クレオール言語 - Wikipedia

2017年03月03日 | 抜き書き
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%AB%E8%A8%80%E8%AA%9E

 クレオール言語(クレオールげんご、英: creole language)とは、意思疎通ができない異なる言語の商人らなどの間で自然に作り上げられた言語(ピジン言語)が、その話者達の子供達の世代で母語として話されるようになった言語を指す。公用語や共通語として使用されている地域・国もある。

 ピジン言語では文法の発達が不十分で発音・語彙も個人差が大きく複雑な意思疎通が不可能なのに対し、クレオール言語の段階ではそれらの要素が発達・統一され、複雑な意思疎通が可能になる。クレオールはピジンと違い完成された言語であり、他の言語に引けをとらない。また、日本語も北方系言語(アルタイ語族)と南方系言語(オーストロネシア語族)が混合したクレオール言語から変化したという説もある。
 (下線は引用者)

言語の起源 - Wikipedia

2017年03月03日 | 人文科学
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A8%80%E8%AA%9E%E3%81%AE%E8%B5%B7%E6%BA%90

 世界中のクレオール言語が研究され、クレオール言語は文法の面で互いに著しい類似性を示し、一様にピジンから一世代で発展していることが分かった。この類似性は共通の言語に由来していないクレオールの間でも明白である。また、クレオールは独立に生じていても互いに類似している。統語論的類似性にはSVO語順であることも含まれる。異なる語順の言語から生じた場合でもクレオールはしばしばSVO語順へ発展する。クレオールは定冠詞と不定冠詞の同じ用法のパターンを有する傾向があり、また、親言語と違っていてもある一定の語句構造の移動規則を有する傾向がある。 
(下線は引用者)

 あっと驚く。

安田峰俊 「中国発『福島原発デマ』 フェイクニュースの火元を追う」 

2017年03月03日 | 地域研究
 http://bunshun.jp/articles/-/1539

 背景にあるのは、昨今の中国国内の「日本ブーム」に水を差そうという考えだろう。旅行や日本製品の使用を通じて、中流層のなかで日本への親近感がなんとなく広がり、日本社会の安定性や安全性と中国社会の不足点を比較するような考えが生まれていくのは、中国当局にとって決して好ましい話ではなかったからだ。


 かなり説得力のある議論。