書籍之海 漂流記

看板に掲げているのは「書籍」だけですが、実際は人間の精神の営みすべての海を航海しています。

アホバカ間抜け「中央日報」 ②

2009年04月27日 | 抜き書き
 今年3月30日から続き。

▲「中央日報 Joins.com」高陽=キム・ミンギュ記者、「【写真】キム・ヨナの新たな魅力」
 〈http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=114570&servcode=600§code=600

 「浅田真央さん(等)による進路妨害」発言の件については、まるで何も起こらず何も報道しなかったかのよう。

●同2009.03.16 08:42:26、「<フィギュア>キム・ヨナ『日本選手に練習を邪魔された』」 (部分)

 キム・ヨナは14日、現地練習地のカナダ・トロントでSBSのインタビューに応じ、「国際スケート競技連盟(ISU)主催大会の公式練習で日本選手から集中的にけん制を受け、練習を妨害された」と明らかにした。
 キム・ヨナは「特に今回の4大陸大会では少しひどいという印象を受けた。そこまでしなければいけないのか思うことが多かった。しかしそれに負けたくないし、それに負ければ競技にも少し支障が出るかもしれないので、対処方法を考えている」と語った。
 キム・ヨナを指導するブライアン・オーサー・コーチは最近、ある日本選手がキム・ヨナのジャンプの進路ばかり徘徊している、と抗議したりもした。

 ISU主催大会の公式練習映像にはキム・ヨナの悩みがはっきりと表われている。舞台衣装を着て行う最終練習で、中野友加里・安藤美姫・浅田真央ら日本選手はキム・ヨナの演技中にかなり接近し、練習の流れを遮っている。
 何よりもヨム・ヨナが後方に滑走して後ろの状況が見えない時、日本の選手たちがキム・ヨナを見ながら前進している点が疑惑を増幅させている。約6人がリンクで演技をチェックする練習時間には、ジャンプをする選手の進路を避けるのが不文律だ。練習の映像には驚いたファンが悲鳴の声も入っている。

●同2009.03.23 10:10:39、「<フィギュア>キム・ヨナ『トリプルループなくしミスのない競技したい』」 (部分)

 --最近日本の選手らが練習時に進路妨害をしたという話が出て波紋はあったか。
 「私がインタビューの時にどの国の選手が妨害したと言ったことはない。また特定の選手を指してもいないのにどうしてこうなるのかわからない。」
 これについて金妍児のマネージメントを担当するIBスポーツは、「金妍児は練習中にどの国の選手が自分を妨害したと言ったことはない。一部メディアがまるで金妍児がそうした言葉を言ったかのように報じて誤解が生まれた」と説明した。このため金妍児が言ってもいない言葉に対応はしないという立場だ。

 このキム・ヨナの否定発言の検証はしないのか、それとも正しいと認めているのか。正しいと認めているなら、「『日本選手に練習を邪魔された』」云々の記事は、勘違いどころか完全な虚偽報道ではないのか。謝罪・弁解・言い訳どころか頬被りで「なかったこと」扱い、続報せず訂正もしないとは、この「中央日報」の振る舞いは今回のTBSよりも下劣である。

はてさて体面とは厄介なものよの

2009年04月27日 | 抜き書き
▲「YOMIURI ONLINE 読売新聞」2009年4月26日21時57分、「TBS情報番組、『縦割り清掃』実は業者に依頼して撮影」 (部分)
 〈http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20090426-OYT1T00531.htm

 TBS広報部は「国が管轄する交差点では本来、ブラシを上げるものだと思い込み、業者に依頼をした。勘違いであり、やらせではない」としている。

 25日の安住紳一郎アナウンサーの「訂正とお詫び」の場面を見ていたが、基本的には判断は視聴者にお任せするという風で、事実と報道内容との相違点の淡々とした説明と謝罪に、「これは明らかにやらせだろう」と思ったものの、全体として悪い印象は受けなかった。しかしこのような言い訳がましい弁明をされると、かえって逆効果というものだ。やらせではないとして、では思いこみが強くて相手の話、それも現場の専門家の話に耳を傾けなかった愚かさは許されるのか。勘違いで済むか、間抜け。