書籍之海 漂流記

看板に掲げているのは「書籍」だけですが、実際は人間の精神の営みすべての海を航海しています。

朴海鉉 「『一部の左派がろうそくをたいまつに変えようとした』 詩人・金芝河氏がネット新聞に寄稿」

2008年10月11日 | 抜き書き
▲「Chosun Online 朝鮮日報日本語版」2008/10/10 17:03。
 〈http://www.chosunonline.com/article/20081010000059

 内容的には以下からの続きとなる書き抜き。
 →本欄2003年7月12日(土)◆金芝河著 井出愚樹訳 『金芝河作品集』Ⅰ(青木書店)
 →本欄2003年8月2日(土)◆金芝河著 井出愚樹編訳 『金芝河作品集』2(青木書店)および8月3日(日)(承前)

 金氏は自らが喪中にあったとき、弔問に訪れた左派の文化運動家たちが「われわれが市庁前広場で文化行動を組織した」と主張したことについて、「非常に不快な思いをした。“文化行動”を“組織した”だと? 組織したって? 文化を?」と自らに問いながら「組織」というのは「人を欺く」という意味にもなると指摘した上で、次のような皮肉を書き綴った。「彼らはあの幼い子供たち、若者たち、女性たち、孤独な大衆たちが手にしたろうそくを利用した。つまり、ろうそくの波の中で聞くに耐えない数々の暴言を吐き、さらに自ら手にしていたろうそくを高く掲げたという事実。それを何か素晴らしいことのように自慢げに話す姿はあまりにも醜かった」
 金氏は左翼運動家らに対して「彼らはなぜあのようになったのか」と問いかけ、「過去5年の前政権下で金や権力に味をしめたからだ。政治は片手間でただ遊んでいたのだ」と嘆いた。また一部左翼勢力による地位の独占を念頭に置いたかのように、「人をだますことはできない。今やすべてが明らかになる。ひどいケースでは、公的な文化関連の予算から多額を横領し、自分の借金の返済に充てるためにポケットに入れた人もいると聞いた」と指摘した。

 同時に参照する。
 →「Chosun Online 朝鮮日報日本語版」2008/10/10 17:05、「金芝河氏が左派批判に乗り出した理由(上)
 →「Chosun Online 朝鮮日報日本語版」2008/10/10 17:06、「金芝河氏が左派批判に乗り出した理由(下)

「ブログで『死ね』、直後に少女自殺…書き込みの同級生送検」

2008年10月11日 | 抜き書き
▲「YOMIURI ONLINE 読売新聞」2008年10月10日23時15分。
 〈http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081010-OYT1T00769.htm

 2008年09月30日「エチオピアの日本人女医誘拐、ラマダン明けに進展か」の続き。
 エチオピアで誘拐された日本人女医さんは生きていて、元気だそうだ。

 →「YOMIURI ONLINE 読売新聞」2008年10月11日02時00分、「誘拐の女医『赤羽桂子さん』ソマリアで地元記者が無事確認」

 そしてネットで誰かに「死ね」と言ったら、侮辱容疑と自殺教唆容疑に問われるらしい。