書籍之海 漂流記

看板に掲げているのは「書籍」だけですが、実際は人間の精神の営みすべての海を航海しています。

和辻哲郎 『和辻哲郎全集』 第十二・十三巻 「日本倫理思想史」上下

2006年10月24日 | 人文科学
 平田篤胤を「山師」、「変質者」、「狂信」者と形容する著者の感覚に大いに賛同する。この人物の行蔵からは、脂ぎって毛穴の開いた身体のような臭気がたちのぼってくる。
 ところで孟子に平田篤胤と同じ臭いを嗅ぐのは私だけか。

(岩波書店 1962年10・11月)

▲「Sankei Web」2006年10月24日、「温泉ブーム『待った』乱開発で枯渇も 群馬県が法改正訴え」
 →http://www.sankei.co.jp/news/061024/sha004.htm

▲「YOMIURI ONLINE」2006年10月24日、「中国首相、歴史認識問題で異例の柔軟発言」
 →http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20061023i216.htm

Time, Asia edition, October 30, 2006 Vol. 168, No. 18, "SCIENCE: Asia's Great Experiment"
 →http://www.time.com/time/asia/covers/501061030/story.html

▲「MSN毎日インタラクティブ」2006年10月24日、「ハンガリー:デモ隊と警官衝突 動乱50周年式典で」
 →http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20061024k0000e030029000c.html

 以上4件、備忘のためメモ。

▲「Infoseek楽天ニュース」2006年10月24日、「中国兵に銃撃されたチベット族の子どもたち、恐怖を語る=インド (AFP=時事)」
 →http://news.www.infoseek.co.jp/topics/world/tibet/story/20061024afpAFP009236/

“この私も含めて、中国人は自分の責任を過去や未来に転嫁する。あるいは無知を理由にする。はては他人のせいにする。いつもそうである。ある時は中国共産党とその支配の年月がすべて悪いのだといい、ある時は将来民主主義が中国に実現すればチベット問題をふくめて問題はすべて解決されるのだといってみたりする。またある時は、チベットなどたかが辺境のことではないか、六〇〇万の運命など大した問題ではない、チベット問題など取り上げるに足らないなどと言い出す。はては「中国の特殊な事情」という題目を振りかざして、チベットからは断じて手を引くわけにはいかないのだと開き直る”  (沈彤「避けて通れないチベット問題」、曹長青編著/金谷譲訳『中国民主活動家 チベットを語る』、日中出版、1999年11月、122-123頁)