書籍之海 漂流記

看板に掲げているのは「書籍」だけですが、実際は人間の精神の営みすべての海を航海しています。

柴田哲孝 『下山事件 最後の証言』

2006年02月14日 | 日本史
 下山国鉄総裁他殺説。おそらくはそうか。
 なお著者によれば、殺害現場にいたのは一人の日系二世の米軍将校と一人の日本人だそうである(名前は伏せられている)。前者の所属はキャノン機関だが、機関の長であるジャック・キャノンは、事後に報告を受けるまで計画について何も知らなかったという。
 
(祥伝社 2005年8月第3刷)

▲「毎日新聞」2006年2月14日、「<麻生外相発言>「誠実さも賢明さもうかがえぬ」米紙が批判」
→http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/mofa.html?d=14mainichiF0214e038&cat=2&typ=t

 くだんの「ニューヨーク・タイムズ」社説は、誰が(そして何処で)書いたかを調べれば、おもしろいことが分かるかも知れない。