書籍之海 漂流記

看板に掲げているのは「書籍」だけですが、実際は人間の精神の営みすべての海を航海しています。

今週のコメントしない本

2006年02月11日 | 
 今週は仕事で脳漿を絞りきったので何も出ません。

①感想を書くには目下こちらの知識と能力が不足している本
  苗秀著 福永平和/陳俊勲訳 『アジアの現代文学 6 シンガポール』「残夜行」 (めこん 1985年5月)

  ジョン・J・タシク・ジュニア編著 小谷まさ代/近藤明理訳 『本当に「中国は一つ」なのか』 (草思社 2005年12月) 

②読んですぐ感想をまとめようとすべきでないと思える本
  桶谷秀昭 『昭和精神史 戦後篇』 (文藝春秋 2000年6月)

  中井久夫 『関与と観察』 (みすず書房 2005年11月)

  長崎肇インタビュー 『原水協で何が起こったか 吉田嘉清が語る』 (日中出版 1984年8月) 

③面白すぎて冷静な感想をまとめられない本
  古田博司 『東アジア「反日」トライアングル』 (文藝春秋 2005年11月第2刷)

  立川昭二 『近世病草紙 江戸時代の病気と医療』 (平凡社 1979年2月)

④つまらなさすぎて感想も出てこない本
  竹内洋 『丸山眞男の時代』 (中央公論新社 2005年11月) 

⑤出来が粗末で感想の持ちようがない本
  該当作なし  

⑥余りに愚劣でわざわざ感想を書くのは時間の無駄と思ってしまう本
  該当作なし
  
⑦本人にも分からない何かの理由で感想を書く気にならない本
  該当作なし

 今日は建国記念日ですか。そうですか。