とはいうもののこれは注釈をつけておく。今年3月8日「並木頼寿・井上裕正『世界の歴史 19 中華帝国の危機』」欄で触れた、蒲安臣使節団の研究である。
使節団に通訳見習いとして随行した張徳彝の見聞録『欧米環遊記』と使節の一人欽差大臣志剛の記録『初使泰西記』の読解を通じて使節団の全行程を再現する手法を取っている。
(成文堂 2002年9月)
使節団に通訳見習いとして随行した張徳彝の見聞録『欧米環遊記』と使節の一人欽差大臣志剛の記録『初使泰西記』の読解を通じて使節団の全行程を再現する手法を取っている。
(成文堂 2002年9月)