ツナさんの小部屋

団塊世代のおじさんの趣味や生活の一部を紹介します。同じ趣味を持つ人たちと交流できればうれしいと思います。

料理人 笠原将弘

2013年03月25日 20時34分41秒 | ツナさんの独り言
 料理人 笠原将弘さんは、今や知らない人のいない和食の料理人である。

 テレビでも引っ張りだこ、我が輩も彼のレシピ本は数冊を購入し、時折腕をふるう手料理の参考にさせてもらっている。

 本日、取り貯めていた録画の中に、TBSテレビの「情熱大陸」という人気番組があるのを見つけ出し、先ほど視聴した。

 それが、料理人「笠原将弘」さんを特集したもので、彼の経営する「賛否両論」という変わったネーミングの和食店も紹介されており、興味を持って見させてもらった。

 テレビのバラエティ番組でひょうきんなところを見せてくれるので、若手の料理人として順風満帆の人生を送られているのかと思ったが、どうやらそうではないようで、若くしてご両親を癌で亡くし、その上、最近、最愛の奥様をやはり癌で亡くしたと言う。

 幼い子供さんが3人おられ、これから大変だと思うが、彼はこうした悲しみや困難を乗り越え、名古屋に「賛否両論」の2店目をオープンさせるらしい。

 東京恵比寿の「賛否両論」は、もうすでに予約の取れない店で有名だが、彼の素晴らしいところは決して高価な食材を使わず、廉価な食材をその素晴らしい腕前で調理し、なんと夕食で6千円台から8千円台のリーズナブルな値段を実現しているところである。

 しかもその味は、訪れる人すべてが納得のおいしさであるという。

 今や超売れっ子の笠原さんは、ほとんど寝る間もないほどの忙しさらしいが、どうか体に気をつけて頑張って欲しいものである。

 また、これからは少し時間を作って、可愛いお子様達とふれあう時間も増やしてもらいたいものだと思う。

 この「賛否両論」の値段であれば貧乏熟年の我が輩でも何とか出来るので、上京したときくらい、一度味わってみたいものだと思うが、予約の日が月に一度しかなく、それも数時間で向こう1ヶ月の予約が埋まってしまうとのこと、到底、実現しそうにない。

 笠原料理長一人では体がいくつあっても足らないので、早く優秀なお弟子さんを育ててお店を任せ、もっともっと多くの人達にこの素晴らしい味を提供してもらいたいものである。

 若くしてお亡くなりになった奥様のご冥福を、心からお祈り申し上げます。

 合掌

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