ツナさんの小部屋

団塊世代のおじさんの趣味や生活の一部を紹介します。同じ趣味を持つ人たちと交流できればうれしいと思います。

元気が出るなあ!!

2012年04月24日 21時02分27秒 | Weblog
 我が輩、テレビ東京の番組が好きで、放送時に見られない時はビデオにとって後で見ることがあります。

 特に「和風総本家」、「ガイアの夜明け」そして村上龍さんがMCを勤める「カンブリア宮殿」は、参考になることが多く大好きな番組です。

 今日は、先ほどから取り貯めしておいたカンブリア宮殿を見たところ、凄く興味のある会社とその経営者が紹介されていたので、書いてみました。

 その会社は、「高齢社」という普通の会社を定年になった高齢者を専門に雇用し、派遣社員として再活用しているという会社です。

 最高経営者は、会長の上田研二さんという方で、自らパーキンソン病という難病を抱えながら、やる気と持ち前の明るさで高齢者の皆さんのため、その雇用を維持発展させておられます。

 勿論、高齢者と言うことで、勤務時間や給料については現役時代に比べると格段の差がありますが、若い人でも就職が難しいこの時代に500人もの高齢者を雇用し、仕事を与えているという事実にびっくりしました。

 我が輩も高齢者の範疇に入り、今はもう仕事はしていませんが、できれば健康な間は仕事さえあれば勤めたいと思っていますし、他の高齢者の皆さんも同じ思いでしょう。

 この会社は、会長の上田さんがもともと東京ガスに勤めておられたこともあり、その関連業務を請け負っているという利点もあるようですが、それにとどまらず自ら色んな業界に営業活動を行っています。

 セールスポイントは、高齢者の豊富な経験と高い技術、そしてきめ細やかさと若い人達に対する指導力。

 番組を見ていると、色んな危機があったようですが、「売れない理由は、必ず社内にある。」という信念をモットーに頑張っておられます。

 現在は東京圏に限定されているようですが、こういう会社がもっともっと伸びて、日本全国に増えていって欲しいものだと思います。

 我が輩もこれからの日本は、女性と年寄りの力を借りなければこの先日本は立ちゆかなくなると言う持論を持っていますが、この上田会長はそれにプラスして外国人とロボットを活用することが必要だとおっしゃっていました。

 すでに人口の減少が始まったこの日本、我が輩も今のところ晴耕雨読の毎日ですが、チャンスがあればこういう経営者の元で、また仕事にチャレンジしてみたいものです。