カムリにはかつて、V6エンジン搭載のプロミネントなるモデルが存在していました。
1986年に登場した3代目カムリは先代モデルより高級感を増しましたが遅れること1年、プロミネントが追加されました。トヨタ初となるV型6気筒エンジン(2リッター)を搭載し、トヨタのFF車としては初の6気筒エンジン搭載でした。ゆえにトヨタのFF車の頂点という位置付けとなり、実質的にはマークⅡと同格のポジションといえました。また、カムリを販売してたカローラ店には当時、6気筒エンジン積んだラグジュアリーサルーンが存在していなかったので販売店対策という理由もあったのでしょう。
本来、ファミリーカーのカムリがベースという事でマークⅡ三兄弟と比べるとどうしても地味に見えなくもないですが、逆に古典的なラグジュアリーカーとは違った趣もあり、なんか知的で新鮮な雰囲気もありました。
まずはセダンが登場しました。4気筒版の普通のカムリと見てくれはあまり変わりませんが、フロントグリルが大きくなるなど差別化されています。2006年11月撮影。
遅れて姉妹車ビスタのボディを流用したハードトップが登場しました。こちらの方が販売台数が多かったと思います。2008年7月撮影。
1989年、北米で高級車チャンネルのレクサスが開業してLS400(セルシオ)が登場しますが同時にエントリーモデルとしてプロミネントのハードトップをベースにしたES250も登場しました。こちらは車名が示すようにエンジンが2.5リッターに拡大されてたようです。
つまり、後に登場するウインダムへのつなぎというべきクルマでした。
遅ればせながら、ブログ開設おめでとうございます。
うらやましいです。
24日から26日まで弾丸帰省していたり、その影響で夜はバタンキューで、案内いただいたのに、訪問が遅くなりました。
旧車ネタ、楽しみにしています。
ようこそいらっしゃいませ。いかがお過ごしでしょうか?最近調子にのってブログというモノに手を出してしまいました。長く続けられる自信はありませんが気が向いた時にでも更新していきますのでまたいらしてくださいませ。旧車ネタばかりになってしまいそうな気もしますがいろんなネタも掲載しようと考えています。
pine wisteriaさま
写真を撮るのが精一杯でミッションまでは未確認であります…。ただでさえ少ないプロミネントのセダンでさらにマニュアルとくれば恐るべし稀少車です。かつては高級サルーンでもマニュアルは用意されていたものですが今後はそんな組み合わせは二度と出て来そうにありませんね…。
そんな高性能を廉価で普及させてコストを下げていくのがトヨタ流ともいえます。ハイブリッドもそうですね。