畳み掛けようとしましたが

2021-02-14 | 鉄道模型
「畳みかけようとする話」の前にアクメのMAV客車について大事なことを言わなければなりません。

多分アクメのあの客車等は全然似ていないと思います。


上からRoco、ティリッヒ、ティリッヒです。

これらの客車は77年頃から【Meridian】や【Pannonia Express】に組み込まれている姿が確認できる客車ですが、アクメが製品化する客車の直前の姿だと思います。
(この新塗装になると同時に冷房取付と思われます)


これらの客車は似ていると思います。

アクメ客車製品は側面に並ぶ窓が小さいのです。


更に近代化改造が行われた・・・その時に仕切りを撤去して・・・

窓が開かない様にする事も考えられますが、わざわざそっくりの形状で一回り小さくするとは考えられません。

今のアクメ製品は「もしかすると世界一?」と思いますが、そのちょっと前はこんなお粗末な製品を作っていたのか???


1976-08-03 D371【Pannia Express】ドレスデン近郊
1両目はMAV旧塗装(多分非冷房)
2両目はMAV新塗装(多分冷房、窓が開いていません)
5両目にJZ寝台車が見えます。
“Pannonia Express”
ベルリン発  13:29
ドレスデン着 15:51 (この区間ゼロイチ牽引)
プラハ  着 20:33
ブラチスラバ着02:36
ブダペスト着 06:50
ベオグラード着13:35
ソフィア 着 22:48 33時間19分1104マイル(トーマスクックより)


フライシュマン触ります。


金型は「物凄いな」と思います。


Rocoはサービス精神旺盛で現在の興隆に至りましたが。 フライシュマンは少し前には、はるかに上手のメーカーだったです。


この様な荷物車は異常に人気があります。


ちょうど10年前に発売されたRocoのDRG客車群


走らせない・・・展示模型としての組立方が出来るパーツ群です。


喫煙者、非喫煙者の指定入口札、DRGドイツ帝国鉄道(帝国といってもワーマール共和国ですが)日本の何年先を行っていたのかわかりません。


エッチング版は繊細です。 綺麗です。 手間は大変です。 やすりがけが素人には無理な感じ

私は普通の老眼鏡の五倍強烈な「スーパー老眼鏡」をあつらえています。

その上に例の拡大鏡を掛けているから見えますが、若い人でも裸眼ではまず見えないと思います。 

私もボシュロムのダイヤモンド鑑定用のルーペ(IMONで売っています)で確認しながら作業しています。

(以前にも書きましたが、TG-5あたりでテントウムシモードで望遠で撮影するとボシュロムルーペより細かいところが見えます)


どんどん貯めながら作業します。

しかし無限に時間がかかります。


作業前を見せたいが、イモンは手が早くてカメラはいつも間に合わない


作業完了


5両です。

このRocoの5両に加えてフライシュマンの1両がありますDRG


三等車


反対側


一・二等車


反対側


荷物車


反対側


この車には後方見張りを頼みます。


次はエポックⅠ、帝国鉄道ではなくバイエルン王国鉄道です。


展示模型にするためのキットが入っています。


車体はエポックⅡDRGとそっくりですが、喫煙/非喫煙表示はエッチング版ではなくプラ製です。

型番が45581、45582、45583です。

DRGは45584、45586、45587でした。 近いです。 完全な連番です。

製品箱は似ても似つかないです。 何があったのか???


バイエルン王国の箱は抜群に素晴らしいです。

でかいですが・・・


そんな中、地震に見舞われ作業はストップ。

がっくりです。