魚のぶろぐ

2006/5/28~。現在復旧作業中です。ご容赦願います。 ぶろぐの写真はオリジナルです。無断転載はお断りします。

冷凍餌

2013年07月15日 22時19分34秒 | 魚介類飼育(海水)

魚を飼育するにあたって、やはり一番の楽しみは食事のシーン、でしょうか。ご飯の時間になると魚たちは集まってきます。

私は魚に、配合飼料だけでなく、冷凍のものもあげます。冷凍のものは解凍したりと、やや手間がかかりますが、よく食べてくれるのでうれしいです。魚はもちろん、ライブコーラル、とくにLPSや、ソフトコーラルの類でも積極的に捕食するのがいます。

ツーリトルフィッシュスから出ているマリンスノーという商品です。コロイド状の液体フード、特にサンゴに効果的なようで、このほかに魚にも良いもの。このほかにブラインシュリンプの栄養強化にも使えるようです。

ちょっとにおいがしますが、魚や甲殻類が好みそうな感じ。これに前にもブログで書いたマリンデラックスの液を追加します。

こちらは冷凍コペポーダ。真っ赤で目立ち、アスタキサンチンを豊富に含むなどの特徴があります。薄い袋に入っていて、与えるときに適当に割ります。

ウルメイワシのミンチ。冷凍しておき、必要な時に割ったり、水槽掃除用のスクレパーを使って削ったりします。

これらをすべて混ぜて魚に与えます。写真のように水槽に直接入れるほか、サンゴにはスポイトで与えたりします。特にポリプをよく出すグリーンポリプや、ネジレタバネサンゴなどにはよいでしょう。また上記のように散布すると水質を悪化させやすいので、そういう意味でもスポイトを使って与えたいものです。

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最近の水槽

2013年07月12日 21時16分50秒 | 魚介類飼育(海水)

先月の終わりに、久々にサンゴを追加しました。写真の右に写っているのがそれ。たぶんハナガタの仲間なのは間違いないのですが、種類はわかりません。真ん中のはアザミハナガタの仲間でしょうが、これはぐんぐん育っていてきれいです。ただし黄色っぽい線があったのですが、それはやや薄くなってきました。左のサンゴはオオタバサンゴで、我が家にやってきてもう1年以上になります。

逆に調子が良くないのがセンベイサンゴ、変なコケがたくさん出て痛々しい、復活を期すために水流が強め、かつ光のよく当たる位置に置きました。

海藻は問題なし。2種ともよく育ってます。新しいエレメント系の添加剤には鉄分も入っており、それの効果が楽しみです。この海藻は、ハナガタサンゴについていたもので「ヨレヅタ」というそう、クビレズタよりも成長が速い感じで、今現在もっとも水槽で元気な海藻です。たまにトリミングもしています。この間はサボテングサをだいぶ刈りました。

海水魚専門誌TMAも、新品を3冊購入。紙のにおいがまたたまらないのです。一番手前のやつにアポゴン云々ありますが、1ページしかないし。ハゼやギンポ系も少ない。でも、当時の「はやり」が知れて面白いものです。

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ツクシトビウオ

2013年07月10日 20時34分36秒 | 魚紹介

夏になると、美味しい刺身が食べたくなりますね。

夏に刺身で美味いのは、やっぱりトビウオの仲間でしょうか。食用としては伊豆諸島のハマトビウオなどが有名ですが、今日はちょっと違うトビウオを。

ツクシトビウオCypselurus doederleini (Steindachner, 1887)です。

ツクシトビウオは日本近海のかなり広い範囲に分布する種類です。ほかのトビウオと同様に定置網や追い込み網などで漁獲され、市場にも出ます。大きいものは30cmにもなるようですがなんとなくトビウオやハマトビウオと比べると小さいように思えてしまいます。

ツクシトビウオの胸鰭です、胸鰭の中央はやや暗い色で、一部が透明です。胸鰭の1番目の軟条と2番目の軟条は分岐しておらず、3番目の軟条が分岐するので、3番目の軟条も分岐しないトビウオと区別できます。ハマトビウオは背鰭前方の鱗数が多く、本種と区別できます。

お刺身にして美味しいものです。

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グリーンスポットマンダリン

2013年07月08日 21時20分10秒 | 魚紹介

ネズッポ科の魚にはいくつか派手な種類があります。しかしこのグリーンスポットマンダリンPterosynchiropus picturatus (Peters,1877)は、その中でもニシキテグリと並んで最も奇抜な色彩のものだと思われます。

ネズッポ科の魚もよく輸入されますがその多くはコウワンテグリの仲間か、あるいはこのニシキテグリ属の魚でしょう。従来はニシキテグリの仲間は飼育が難しいといわれていましたが、最近は大型のサンゴ水槽に放す人も多いようです。そういう水槽では発生した微小なプランクトンを捕食して、魚混泳の水槽よりは長生きしそうです。

さらにこの仲間はサンゴに有害なヒラムシと呼ばれる動物を捕食するので、大型のサンゴ水槽を保有する方からは有難がられるようです。ただし、観賞魚の詳しい友人曰く「ウミウシはほとんど食べないと思う」だそうです、だれかミノウミウシ食う生物さがしてくれー。

●報告

水槽の水温が27度を超えてきたのでとりあえず水槽用クーラーを今シーズン初稼働させました。ゆっくり冷却していきます。左側にあるエーハイムの外部フィルターから配管をするのですが、配管のカーブが結構キツイ。うまくいくかな??

 

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ギマ

2013年07月05日 22時09分16秒 | 魚紹介

先日釣りに行ったらこんな面白い魚も釣れました。

フグ目・ギマ科のギマTriacanthus biaculeatus (Bloch, 1786)です。

ギマは以前から出会いたいと思っていた魚でした。カワハギのような顔つき、ベニカワムキのような腹鰭、サバのような尾部、さらに銀色の体・・・。いくつかの魚を足したような感じで非常にユニークな種類。

頭部だけ見るとカワハギ科の魚によく似ていますが、腹鰭の棘は左右一対で大きいというのがカワハギの仲間と異なるところです。また背鰭の棘は6棘からなりますが、カワハギの仲間は2棘、モンガラカワハギの仲間は3棘からなります。

体表には小さなうろこがあります。手触りの感触などはあまりよく観察できません。この種は体表からかなりの量の粘液を出すのです。

ねばねばの粘液を出す魚は、名古屋や東海地方で好まれるのか・・・?粘液を出すヒイラギは名古屋ではとてもよくつれるようで、食用としての流通もありました、ギマも三河湾の沿岸部では人気の釣り魚で、一色の港では販売され結構な高値がついていました。

先ほどのギマはサビキで釣れたのですが、釣れたのは1個体のみ、しかしもう1匹、ギマに出会いました。防波堤の上から見下ろすと発見。よく見ると「尾腐れ」の個体です。それでも活発に、すいすいと、泳いでいました。

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