いわゆる「ネズッポ」の1種、ネズミゴチRepomucenus curvicornis (Valenciennes)です。
雌の第1背鰭に大きな暗色紋があること、尾鰭下部に暗色線があること、臀鰭に縞模様がないこと、雌雄共に第1背鰭棘は伸びないこと・・・などで他のネズッポ科魚類と同定可能です。
このようなネズッポを撮影するのは難しい。体が縦偏するため、なかなか体が横向きにならないのです。
こういうときは撮影バックのスチロールに少し穴をあけます。そうすれば体がフィットし撮影しやすくなります。
写真の個体はフォルマリンで展鰭していますが、そのような作業も楽になります。
2009年3月27日福岡県福津市で採集。
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