魚のぶろぐ

2006/5/28~。現在復旧作業中です。ご容赦願います。 ぶろぐの写真はオリジナルです。無断転載はお断りします。

アミメウツボの唐揚げ(1)

2010年09月03日 20時40分00秒 | 魚介類を食べる

先月終わりに高知に出かけたのですが、その時に大敷網の水揚げを見学する機会がありました。

この時はカマスサワラ数本のほか、ハガツオ、マルソウダ、ヒラソウダなどサバ科の魚をはじめツマリトビウオ、アヤトビウオなどトビウオ科などがあがっていました。

その中に2種のウツボがいました。そのうち1匹は黄色い地色に黒い縞模様があるウツボGymnothorax kidako  (Temminck and Schlegel)で、これは漁師さんが持ち帰るものです。しかし、もう1種のウツボは捨てられてしまっていました。

それがこのアミメウツボGymnothorax pseudothyrsoideus (Bleeker)です。

アミメウツボは漁師さんいわく「ウツボではない」といい、捨てられる対象の種でした。この地域ではウツボを食用にする習慣があり、ウツボは普通に売られていますが、売られているのは黄色に黒い縞模様のあるウツボばかりで、そのほかの種は見られませんでした。

はたしてこの種は食えないのか。そのような疑問を解決するために、持って帰って食べることにしました。

まず頭を落とし、内臓をだします(これが大事。ウツボは肉食性で、胃内容物が腐るおそれがあるため)

これをぶつ切りにして、チャック付き袋の中に入れて冷凍します。

 

 

コメント (8)
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