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魚のぶろぐ

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ヘラヤガラ

2023年02月05日 16時47分02秒 | 水中写真

ヘラヤガラ。「ヤガラ」という名前ではあるが、ヤガラ科ではなく、ヨウジウオ目・ヘラヤガラ科の魚である。体側後方に細い線が出ているが、ベラの仲間の幼魚にもこの線が出ることがある。アズキハタはそれに擬態しているというが、ヘラヤガラがやってもあまり役に立つとは思えないのであるが。

この海域ではアオヤガラは非常によく見られるが、ヘラヤガラは少ない。といっても、めったに見られないというような種でもない。アカヤガラは近辺で行われる底曳網漁業や定置網漁業ではお馴染みの魚であるが、やや深い場所に生息する種で、潜っていても見かけることはない。

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カサゴ

2023年02月04日 22時44分34秒 | 水中写真

今日はちょっと疲れているので、簡単に。スズキ目・メバル科・カサゴ属のカサゴ。四国の西岸でも愛媛県内であればメバル科の魚は何種かみられるのだが、高知県まで行くと極めて数が少なくなり、少なくとも浅瀬ではカサゴとアカメバルしか見たことがない。「ライバル」のソイ類がほとんどおらずそのニッチに堂々と入り込んでいるようだ。ただより小さいフサカサゴ科の魚は何種か生息していて、生態系地位はそれらの魚にも若干入り込む余地を残しているといえそう。

 

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ウミスズメ

2023年01月22日 22時44分57秒 | 水中写真

高知県の海で遭遇したウミスズメ。ハコフグの仲間で、カタい甲だけでなく、角や棘などで武装している。それだけでなく執拗に攻撃されると皮膚から毒をだして身を守る。過剰な防衛であるがそれほど海の中では危険がいっぱいなのだろう。しかし、網を出せば簡単に捕まえられてしまう。ただし本種の場合中毒例もあるので注意が必要。とくに内臓はパリトキシンをもつ個体もいて実際にあたったこともあるので、食べないように。

浅い海からやや深い海にまで生息し、沖合底曳網漁業などで本種がとれることもある。また、稚魚は外洋を遊泳しているが、マグロなど大きな魚の餌食になることも多い。また有毒でテトロドトキシンを有すると思われるホシフグもマグロなどの胃から見つかっている。毒で防御していても、大型魚にはかなわないのかもしれない。

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オヤビッチャ

2023年01月20日 21時26分19秒 | 水中写真

恒例となっている「忙しいとき、もしくは疲れているときの水中写真」シリーズ。今回はスズメダイ科のオヤビッチャ。2021年の10月、この間ご紹介したアカササノハベラなどを撮影した防波堤にて、Goproの動画より切り抜き。

やはり湾内で撮影された写真であり、透明度はイマイチ。この防波堤ではスズメダイは少なめではあるものの、オヤビッチャ、テンジクスズメダイ、ロクセンスズメダイ、ソラスズメダイといった「定番スズメダイ」は毎年見られ、おそらく越冬している。明日はもっと忙しくなる予定なので、もう寝ます。おやすみなさい。

 

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ギンガメアジ

2023年01月19日 22時34分36秒 | 水中写真

今日も疲れたので、手抜きで。

ギンガメアジの若魚。水中写真。水中で見ると金色に輝いていて綺麗である。オニヒラアジに似ているが、稜鱗が黒くなるので見分けることができる。高知県の河川が流れ込む場所で撮影したもので透明度は高くないが、魚種は豊富である。ギンガメアジといえば、成魚は潮通しのよいサンゴ礁で渦をつくる、というイメージが(特にダイバーの方は)強いだろうが、幼魚は河川の河口などで見られる。釣り人には「メッキ」の名前でお馴染みだろう。お馴染みの釣り魚ではあるが、水中で見ると改めて美しさに気づく。

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