お元気でいらっしゃいますか。世の光の榊原 寛(ひろし)です。
ユーモアや笑いは生きる活力となり治癒力ともなるということが言われています。ま、実際にこのユーモアや笑いについて医学の世界でも真剣に取り組まれるようになったと聞いてもいます。大阪大学の教授を経て名古屋の金城学院におられる柏木哲夫先生は『柏木流ほのぼの川柳』(※)っていう本をまあ出していらっしゃるんですが、その川柳の中にこんなものがあるんですね。
お医者さん、様子見るとは ちとずるい
もひとつ、
腹割って 話して分かった 腹黒さ
ま、腹割ってってこれ手術なさったんでしょうかねえお腹の。そしたら腹黒かった。・・・そんなことはないでしょうけれども。
腹割って 話して分かった 腹黒さ
先生の患者さんでガンの患者さんがいらっしゃってある日こんなことをおっしゃったそうです。「先生、私ね、毎日トロトロトロトロしてどうしようもないんです。」そうすると先生は、「何か食べたいものがありますか?」とお尋ねになりました。そうするとその患者さん、「できればトロが食べたい。」と言ったそうです。柏木先生、すかさずですね、「そうですか、トロがトロトロって口に入ればいいですねえ。」って言いましたらですねえ、その患者さん、ケタケタっと笑ったそうですね。ま、おじんの駄洒落を聞いてお笑いになった。そして何とトロを一切れ食べたって言うんですよ。
ある病院の外来診療を受けにきた二人のおばあさんの会話です。「こないだねえ、骨の検査をしてもろうてん。そしたらねえ、骨がねえ、スカスカでねえ、骨粗鬆症やて。トイレ行きとうなっても歩くのが遅いやさかい、こないだもそそうするとこやったんでえ。もうあかんねん。」「チヨちゃん、もうあかん言うたら死んだ時言うこっちゃ。あかんねん。あかんねん言うたらあかんで。」「ほならあんたの今言うたあかんではあかんのとちゃうか。」何か明日の朝までこの会話が続くような感じがしてなりませんが・・・。
さて、イエス様にもユーモアがありました。マタイ6章。御覧になりますと、イエス様はこうおっしゃいました。「空の鳥を見なさい。野の花を見なさい。野の草を見なさい。」「見てるわい!」と返事が返ってきそうです。日本流に言えば、「そら見なさい。腐るんじゃないよ、思い煩っちゃ野の花よ。」なんてくるのかも知れませんねえ。でもこの天地万物を造られた神様は、空に一羽の鳥を飛ばし、野原に一輪の花を咲かせ、野の草--もう摘み取っても摘み取っても来年は必ず出てくる野の草--、美しさやいのちを与えてくださる神様は実はあなたにも豊かないのちを与えてくださいます。「思い煩うことはないんだよ。」今日もこの神様が御一緒だってことを受けとめてまいりたいと思います。
※『癒しのユーモア -- いのちの輝きを支えるケア』三輪書店,2001 のことか?
(PBA制作「世の光」2006.02.16放送でのお話しより )
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせて日曜日の朝、教会に行ってみましょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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