世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興(せきねひろおき)です。今日も爽やかに一日を過ごしていきたいですね。
今私の手許に聖書があります。ま、聖書は英語でバイブルと言いますよね。最近はでもこのバイブルということばの見出しのつく書物がよく出てきます。例えば「受験生のバイブル」。これはですね、受験生のための素晴らしい参考書と言いたいんでしょうね。「主婦のバイブル」なんてのがありましてね、なんてことはない、時間をかけず調理できるクッキングブックだったりする訳です。本屋さんに行くと何とかのバイブルと謳われている書物をたくさん目にします。今はバイブルということばを使う時、その分野で最も重要かつ権威のある必読の書物をバイブルというふうに表現することもある訳ですね。でももちろんパイブルとは本来は旧約聖書と新約聖書の総称な訳です。
このバイブルということばはギリシャ語のビブロスということばから来ているんです。このビブロスということばは「書物」とか「本」という意味なんですねえ。ですからバイブル・聖書とは「本」という名前がつけられた本ということになる訳です。ま、聖書が本の中の本ということを自らが表わしていると言っても過言ではありません。
では聖書が聖書と言われる訳は一体どこにあるんでしょうか。第一は、聖書は、愛と真実と正義に満ちた、天地を創造された神様が多くの記者たちの能力そして才能を用いて書かせた神様からのことばだから聖書なんです。そして二番目は、聖書は私たちの永遠の救いを与えることのできる道を示している書物だから聖書なんですねえ。そして第三は、聖書は私たちのこの人生を導く、足下を照らすともしびとなってくださる書物だから聖書なんです。
アメリカの大統領で、奴隷解放に力を尽くしたアブラハム・リンカーンは聖書についてこう語りました。「私は聖書をこれまでに神が人類に与えた最上の贈り物と信じる。世界の救い主から発する一切の良きものは、この書を通して我々に伝達される。」聖書が伝えるメッセージはあなたの人生に大きな影響を与えるばかりかあなたの人生に救いと平安を与えるものとなるんですね。だから聖書が聖書である訳なんです。
聖書のことばを紹介しましょう。第二テモテ3章15節(から)。「聖書はあなたに知恵を与えてキリスト・イエスに対する信仰による救いを受けさせることができるのです。聖書はすべて、神の霊感によるもので、教えと戒めと矯正と義の訓練とのために有益です。」
(PBA制作「世の光」2006.02.14放送でのお話しより )
******
さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会に行ってみるというのもいいんじゃないかなあ。近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
***
このサイトは URL名として http://yonohikari.biblical.jp
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。