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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■人生の優先順位

2006年02月04日 | Weblog

 世の光の時間です。お元気でしょうか。羽鳥 明です。

 えー、今日の世の光は皆様からお寄せいただく「心に残る聖書のことば」の御紹介です。茨城県板東市にお住まいの木村さんは新約聖書マタイの福音書6章33節のことばをお送りくださいました。
神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。
 新しい年になりましたがピッタリの聖書のことばだと思いました。木村さんはこの短いみことばに、これも短いコメントをお書きくださいました。

 人生の節目節目、たとえば新年元旦の朝など、いつも思い出す聖書のことばです。昔、結婚しようとする年の新年元旦に、このことばを結婚指輪に刻み込んで贈ろうかと思いましたが手違いでこの事はできませんでした。しかし人生の大切な時によく思い出す聖書のことばです。

 木村さん、その通りですねえ。イエス・キリスト様のことばです。人生大切な事、必要なもの、一杯あります。しかし私たち、神を信じる者の、人生の優先順位第一の事と言えば、神の国とその義、つまり神の御心ではないでしょうか。衣食住を始めとして人生には必要なものはいろいろあります。しかし何を第一にすべきか優先順位を考えることは必要で大切じゃないでしょうか。

 パウロという人は、「神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に受け入れられ、完全であるのかをわきまえ知るために、心の一新によって自分を変えなさい。」--ローマ人への手紙12章2節ですが--、と言いました。しっかり優先順位をつかんでいる事、これが大切ですねえ。イエス・キリストは人生の優先順位についてこう言われたのです。

 木村さんの心に残る聖書のことば。
神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。」新約聖書マタイの福音書6章33節のことばです。

 それではまた聞いてください。

 ( PBA制作「世の光」06.02.04放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。


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■おそれなくともいい

2006年02月03日 | Weblog

 世の光の時間です。お元気ですか? 安海靖郎(あつみ・やすお)です。

 便利屋という仕事がありますが御存知ですか? 今随分増えましたが、今から27年前にこれを始めた元祖便利屋さん・右近勝吉さん。ま、最近こんな本を書きました。『平凡な私が月300万円稼ぐ7つの理由』という題なんです。私も戴いて興味深く読みました。この右近さん、最近一番多く頼まれる仕事、それは一緒に食事をする、また話しを聞いてあげることなんですって。大体半分くらいはこういう依頼だそうです。ある御婦人は1時間お話しを聞いてあげたら何と100万円くれたんですって。ま、右近さんいわく、「今多くの人は孤独で、一緒にいて聞いてくれる人を求めている」って言うんです。確かに心の悩みや不安、誰かに話したい、分かってもらいたいっていうのは本能みたいなものじゃないでしょうか。それは時代や性別、年齢に関わりなく誰もが持っている心の渇きと言ったらいいでしょうか。

 旧約聖書の詩篇の139篇という所で、ダビデ王は、王という孤独な立場での多くの経験から、本当に自分を分かってくれる、知ってくれるのは神様だとこんなふうに歌っています。「主よ。あなたは私を探り、私を知っておられます。あなたこそは私のすわるのも、立つのも知っておられ、私の思いを遠くから読み取られます。 あなたは私の歩みと私の伏すのを見守り、私の道をことごとく知っておられます。」って言うんですね。神様が何でも知っていてくださると言う訳です。彼の一生は旧約聖書に詳しく書かれていますが、さまざまな経験をしました。一介の羊飼いから王にもなりました。でも失敗もしました。屈辱も味わいました。でも、全部のことを知っていてくださる神。導いていてくださったのは主なる神だって言うんです。

 私たちは平凡な生活をしているかもしれません。でも自分の人生は誰にも代わってもらう訳にはいきません。いろんな悲しいことも、しんどいことも、また悩みもあります。屈辱の時もあるでしょう。でもそんなものも全部知っていてくださる、そんな神様がおられる。だから孤独の時にも祈ることができる。お話しすることができる。そんな神との交わりを持てたら何と心強いことではないでしょうか。
 
(PBA制作「世の光」2006.02.03放送でのお話しより )


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■愛が冷えるとき

2006年02月02日 | Weblog

 お元気でいらっしゃいますか。世の光の榊原 寛(ひろし)です。
 
 今、地球の危機を迎えているっていうことが言われていますが、大気の汚染、雨は酸性雨、南極大陸の上空のオゾン層の破壊、温暖化---ハリケーン・台風の大形化はこの温暖化の影響と言われているようですよね---、また海や川の汚染、森林の破壊、ま、地球の砂漠化、そんなものも挙げられます。まあお互いこんなことがどれほど実感として受け留めているでしょうか。自然災害が大きくなってきています。でも被害を何倍にもさせているのが人災だと思うんですねえ。

 ところでもう一つ言えることは人口爆発です。世界的に見ると、昨年一年間で約8700万人も増えているんだそうです。世界人口白書で発表された世界人口は2005年7月の時点でですねえ何と64億6470万人ぐらいだって言われているんですね。まあこのことでとても強く感じたことがあります。それは、私たち一人一人は64億6000万分の一人だということです。そしてその一人は地球のどこを探しても一人しかいない、かけがいのない一人だっていうことなんですね。先進国では日本も含めて少子化が進む一方、開発途上国では人口増加がおさまりません。この結果、食料危機が叫ばれています。現在も多くの人が貧困・飢餓・病気・戦争で苦しんでいます。尊いいのちが失われています。

 ところで遥か二千年前、弟子たちがイエス様に、「世の終わりの徴候はどんなことが起こりますか」と尋ねますと、イエス様は、「戦争、地震、民族間の争い、偽預言者が起こる。」こんなことを話された後に最後に、「不法がはびこるので多くの人の愛は冷えます。」と言われたことがあるんですね。マタイによる福音書の24章の12節です。

 私は思うんですが、自然界の終わり、物質的な面での終わりが確かに近づいていると思います。でも愛が冷えることによって人間の精神的な面での終わりが近づいている。つまり人間の終わりが近づいているんじゃないかなと感じるんです。「地球環境を良くしよう、地球を守ろう」という叫びに、「愛しあおう」ということをですね、声を大にして叫びたいなあって思っていますがいかがでしょうか。万物の造り主である神様に立ち帰ること。その神様がイエス・キリストをこの世に遣わして、私たちのいのちを賭けて私たちの救いをあの十字架の上に身代わりとして完成してくださった。この神様の愛に満ち溢れて、そしてお互いが互いに愛し合うこと、こんなことをですね、私たちお互いの叫びにしていきたいと思っているんです。

  (PBA制作「世の光」2006.02.02放送でのお話しより )

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■訓戒を愛する人

2006年02月01日 | Weblog


 世の光の時間です。お元気でしょうか? 羽鳥 明です。今日の世の光はまず皆様からのお便りの紹介です。さいたま市浦和区にお住まいの中村さんからいただきました。

 新年を迎えたと思ったらもう二月へと早いですね。羽鳥牧師の「強くしてくださる神」のお話、感動でした。この放送を聞く時は、心安らぐ時間です。

 中村さん、嬉しいお便りありがとうございました。

 さ、今日の神の知恵のことばです。旧約聖書箴言は知恵の書と言われていますが、毎週1章に一つずつのことばを御紹介していますが、今日は箴言12章1節のことばです。
訓戒を愛する人は知識を愛する。叱責を憎む者はまぬけ者だ。

 「まぬけ」とは厳しいことば。聖書にはあまり用いられないことばですが、ようく分かりますよね。このはっきり分かることばを注意深く聞きましょう。

 聖書で言う「まぬけ」・愚か者とは人の叱責・たしなめを無視したり、馬鹿にする人のことです。知恵のことばを排除するのは心が傲慢か、性質が頑固なしるしですねえ。ことに神からの叱責は大きな愛のしるしです。「わたしは、愛する者をしかったり、懲らしめたりする。だから、熱心になって、悔い改めなさい。」(黙示3章19節)と聖書の中で神は言われます。

 親は子どもを時々叱りますね。憎くて叱るのではありません。神様はよけいに、真実にその通りです。親は時々逆上したりして叱り、ある時は不条理、不正に叱ります。父なる神は違います。父なる神はいつも愛。いつも正しく、いつも完全。神の叱ることは私たちに善、光、知恵なのです。私たちの愚かな判断、愚かな思いはしばしば破滅に導きます。しかし神の懲らしめはいつも賢い解決・導きへと導きます。だから熱心になって悔い改めなさいと聖書は言うのです。

 今日の知恵のことば。
訓戒を愛する人は知識を愛する。叱責を憎む者はまぬけ者だ。」旧約聖書箴言12章1節のことばです。

 それではまた聞いてください。

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