世の光の時間です。 お元気でお過ごしでしょうか、関根弘興(せきね・ひろおき)です。 今日も一日、さわやかに過ごしていきたいですね。
先日、男女の学生150名に、「あなたの知っているイエス・キリストの語られたことばは何ですか?」というアンケートをしました。 すると殆どの人が「知らない」と答えたんですねえ。 「それでは、あなたはイエス・キリストをどのような方だと思いますか?」という質問をしますと、次のようなことばが返ってきました。 「偉大な方」「優しい人」「頼れる方」「神のような存在」「母親のような存在」なんて書いてくれた人もありました。 ま、キリストのことばは知らないけれども、何となく柔和な優しい姿を想像するんですね。 ま、多分、西洋の絵画や映画のシーンなどで一つのイメージを持つこともあるでしょうし、中には、こんな人であって欲しいというような、その人の願いが投影されていることもあるかもしれません。 しかしイエス・キリストがどのような方かを知るためには、どうしても聖書を開く必要があるんですね。
イエス・キリストの生涯を記した聖書の福音書の中には、イエス・キリストがどういう方かが紹介されています。 その中のヨハネの福音書にはこう書かれています。
「ことばは人となって、私たちの間に住まわれた。私たちはこの方の栄光を見た。父のみもとから来られたひとり子としての栄光である。この方は恵みとまことに満ちておられた。」(ヨハネの福音書 1章14節)
聖書は、イエス・キリストは恵みとまことに満ちておられる方なんだと紹介しているんです。
「恵み」とは一体何でしょうね。 それは「本来受けるに価しない者に向けられる神の慈しみ」ということなんです。 イエス・キリストはこの恵みに溢れているんです。
でも「本来受けるに価しない者」とはどういう人たちのことでしょう。 イエス・キリストはこうも言われました。
イエスはこれを聞いて、彼らにこう言われた。「医者を必要とするのは丈夫な者ではなく、病人です。わたしは正しい人を招くためではなく、罪人を招くために来たのです。」(マルコの福音書2章17節)
ですからイエス様の恵みというものは、自分を正しいとする人たちにではなく、自分では自分を救うことができない、自分の罪深さを認め心から神様に助けを求める人にこそ恵みは溢れていくのだというのですね。
人はこの一方的な恵みに生かされていく時、神様の深ーい愛を知ることができます。 赦されているということの幸いも味わうことができるんです。 本当の平安は、この恵みを受け取ることから始まるんですねえ。
この恵みを受けるにはどうしたらいいんでしょう。 たった一つのことです。 「イエス様。 私はあなたの助けが、あなたの救いが必要です。 私の救い主として私の心にお入りください。」と祈り、迎えるだけなんです。
(PBA制作「世の光」2008.9.30放送でのお話しより)
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