♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■雪のように白くなる / 福井 誠

2014年12月04日 | Weblog
2014/12/4放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。 今日のバイブル・メッセージは「雪のように白くなる」です。それではイザヤ書1章18節から読んでみましょう。

 「たとい、あなたがたの罪が緋のように赤くても、雪のように白くなる。たとい、紅のように赤くても、羊の毛のようになる。

 今日からイザヤ書を見て参ります。紀元前700年頃、イザヤという預言者が活躍した時代、南ユダヤ王国は隣の北イスラエル王国、更にアッシリヤによる侵略を受け、 もはや古き良き時代は消え失せていました。民の心も荒れ廃れ、神様に対する礼拝は守られていましたが、命のない形式的なものでした。誰も彼もが今のこの時代に神がいるとは真剣に考えることのできない状況でした。そんなこの世の現実に埋没した日々を送る南ユダ王国の民に対して、預言者イザヤを通して語られます。

 「洗え。身をきよめよ。わたしの前で、あなたがたの悪を取り除け。悪事を働くのをやめよ。」(イザヤ書 1章16節)

 「『神様なんていない。正しい者なんかありやしない。』 そんなことは考えていないで、心を正して悪を捨て去り、生きておられる神が共におられることを意識して生きなさい。」と言うわけですねえ。そして、ただ心を入れ替えて正しい人生を歩みなさいというのではなくて、続けてこう言います。

 「たとい、あなたがたの罪が緋のように赤くても、雪のように白くなる。たとい、紅のように赤くても、羊の毛のようになる。」(イザヤ書 1章18節)

 神は私たちが変わろうとするその心を後押ししてくださる、と言うのです。確かに私たちは自分の人生が荒んでいくと思うよな時に、変わりたいと思っても変わらないことがあるものですねえ。自分を変えて新しい人生を歩みたいと思っても、その気持ちを人から阻まれたり、いや変われっこないなどと自分自身で封じ込めてしまったりすることがあるものです。しかし聖書は私たちに約束を与えています。「緋のように赤くても、雪のように白くなる。」  

 この神の約束を信じて歩むことがまさに信仰を持つことなのです。信仰は主のお約束に基づくもの、主のことばに依り頼みつつ歩むことです。ぜひ聖書を読んで、そこにたくさんの主の約束が描かれていることを見出していただきたいと思います。

(PBA制作「世の光」2014.12.4放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


 

 
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