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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■日々、聖書を調べる / 板倉邦雄

2020年07月14日 | Weblog

2020/5/19放送
 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。

 今日は「日々、聖書を調べる」という題でお話ししましょう。使徒の働きで言われている聖書は旧約聖書のことです。当時、旧約聖書はヘブル語からギリシャ語に訳されていましたので、ヨーロッパのマケドニアでも読まれていました。旧約聖書は信仰と生活の唯一の基準となっていたからです。使徒の働き17章です。

 さて、パウロとシラスは夜の内にテサロニケでの暴動騒ぎの中、約80キロ離れたベレヤの町へ信徒たちによって送り出されました。二人はベレヤに到着すると、直ちにユダヤ人の会堂に行きました。ここにいるユダヤ人たちはテサロニケの人々よりも素直でした。パウロの語る聖書からの教えを心から受け入れたのです。それだけではなく、パウロの語る教えが果たして旧約聖書に基づいているかどうかを知ろうとして日々聖書を読み調べていました。

 私たちキリスト信徒は日々聖書を通読しています。ポンフー信者にはなるな、とよく言われました。日曜日になると埃のたまった聖書をポンと叩いてフーッと埃を落として教会の礼拝に来る信徒になってはいけないと言うことです。

 私たちは何のために日々聖書を読み、調べるのでしょうか。一つは自分の信仰と生活の糧としたり人生の指針にするためです。人はパンだけで生きるものではなく神の口から出る一つ一つのことばによって生きるものだからです。そしてもう一つは、教会や集会で語られ教えられていることが本当に聖書に基づいたものなのかどうかをチェックするためでもあるのです。鵜呑みにしてはいけないのです。

 ところが、テサロニケのユダヤ人たちはパウロがベレヤの町でも神のことばを伝えているのを知って、ベレヤにも押しかけて来たのです。そして民衆を先導して騒動を引き起こしました。人の妬みというものはまさに地獄の炎なのですね。

 そこでベレヤの信徒たちは直ちにパウロを送り出し、海辺の港町まで連れて行きました。同行者のシラスとテモテはベレヤに居残りになったのです。パウロを案内した人たちはギリシャの都アテネまで同行し、連れて行きました。パウロはシラスとテモテとに、なるべく早くアテネに来るように、と案内人に伝えたのです。続く。

  (PBA制作「世の光」2020.5.19放送でのお話より ) 

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