♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■人生の秋での、心の健康 / 岩井基雄

2012年10月26日 | Weblog
2012/10/26放送


 世の光の時間です。お元気ですか? 岩井基雄です。スポーツの秋、読書の秋、食欲の秋を迎えて私たちは心も体も健やかであることの素晴らしさを噛み締めることがありますよねえ。

 スイスの心理学者ポール・トゥルニエは『人生の四季』という著書の中で、私たちの人生には春夏秋冬の四つの時期があり、年齢的な季節だけではなく成熟へのプロセスのように四季の心を迎えることがある、と示しています。

 秋は実りの季節であると共に喪失の時でもありますねえ。輝かしい夏が終わり秋が深まっていくとき、私たちは友との別れや人生の浮き沈みや体の不調など様々な問題を抱えることが少なくありません。あなたはそんな人生の秋にどう備え、またどう歩んでいらっしゃるでしょうか。

 聖書の中に次のようなことばが記されています。

 「むしろ、敬けんのために自分を鍛練しなさい。肉体の鍛練もいくらかは有益ですが、今のいのちと未来のいのちが約束されている敬けんは、すべてに有益です。このことばは、真実であり、そのまま受け入れるに値することばです。
   新約聖書 テモテ第一の手紙 4章7節から9節


 敬虔とは「敬い慎む気持ちの深いさま、特に神仏を深く敬い仕えるさま」という意味だそうです。正しく神を敬いへりくだる心の訓練が私たちに真の成長を与えます。人生の本当の実りはその人の人格に表わされる敬虔という豊かな実りなのではないでしょうか。神を恐れ敬い人々に愛を持って接する敬虔の訓練は、今のいのちと未来のいのちを約束してくれるのです。真の成長、敬虔の訓練はすべてに有益だと言うのですねえ。

 あなたもこの秋また人生の秋に心を整え神を求め敬い、人が見ていようと見ていまいと真実で誠実な歩みを求め、真の実りを心に与えられていきませんか? 聖書はそんな人生の実り、心に与えられる真の実りをこう語っています。

 「御霊の実は、愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制です。このようなものを禁ずる律法はありません。

 あなたの心にも豊かな豊かな実が結ばれていきますように。本当の敬虔と真の実りは神のことば・聖書によって心が耕されることから始まるです。

 (PBA制作「世の光」2012.10.26放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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