♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■涙を拭ってくださるクリスマス / 大嶋重徳

2022年12月28日 | Weblog

2022/12/21放送

 クリスマスおめでとうございます。鳩ヶ谷福音自由教会牧師の大嶋重徳です。

 クリスマスは神の子キリストが赤ちゃんとなってこの世界に来てくださったことを祝う日です。キリストは2000年前にすでに十字架で死なれ復活され天に昇られた、と聖書は語ります。

 しかし聖書はさらにもう一度イエス・キリストがこの地上にいらっしゃることを語ります。初代の教会は「マラナ・タ」(主よ、来ませ) イエス様が再びこの地上にいらっしゃる時を待ち望んだのです。クリスマスの喜びが再び地上に訪れるのです。

 私たちはクリスマスを過ごしながら今年一年のことを振り返ります。神様がおられるのであればどうして?と思うことがたくさんありました。家族を突然に天に送った方もいらっしゃるでしょう。突然の病気が襲う。理解できない人生の不条理に戸惑い、神がともにおられるとは到底思えないと思ってしまうことに心が奪われていきます。

 しかし聖書の黙示録では、やがて新しい天と新しい地において私たちは神様と顔と顔を合わせ、花嫁のごとくに親しく神と出会う、と聖書は語ります。神様から「ずっと待っていたよ。ここまでよくやったね。お疲れ様。本当によく頑張ったよね。ずっと見ていたよ。」とイエス様が大声で迎えてくださるのです。

 ヨハネ黙示録を記したヨハネはパトモス島という島にいました。時代はローマ帝国の教会迫害真っ只中で、キリスト教会は痛みや悲しみ、苦しみにおかれていました。大切な人の死を目の当たりにし、絶望の只中に立たされていたのです。

 ヨハネ牧師の目の前には生きる意味を求める人々がいたでしょう。そこでヨハネが目にしたのは、人生を終えるその時、私たちの目の前に広がっているのは真暗闇の空虚な絶望ではない。地上の人生を終えて目を閉じた時に目に入ってくる光景は新しい天と新しい地だったのです。これまでの人生の光景は過ぎ去って、全くの新しさを神様にヨハネ牧師は見せていただいたのです。

 神が人々とともにある、神は人々とともに住む。新しい天と新しい地の新しさは神が全くともにいてくださる新しさです。私たちがいまだ経験したことのない新しさが待っている。そこで私たちは人生の不条理と思っていたことの一つ一つのことをイエス様から説明していただきます。ああそういう意味だったんですね。イエス様、そこにもあなたはいてくださったんですね。そうあなたも受け取る事ができるのです。

    ( PBA制作「世の光」 2022.12.21放送でのお話しより )


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。でも、新型コロナ禍で集まるのを制限したりオンラインの集まりに切り替えたりしているかもしれません。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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 このサイトは URL名として   http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

 

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