goo blog サービス終了のお知らせ 

 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■惨劇となったクリスマス クリスマスって実は / 板倉邦雄

2018年12月25日 | Weblog
2018/12/25放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。
今日は「惨劇となったクリスマス.クリスマス」という題でお話ししましょう。
 実は今日は目を覆いたくなるような悲惨な出来事をお話ししなければなりません。「クリスマスって実は その3 ヘロデ大王の虐殺」です。

 さてヘロデ大王は王宮で今か今かと東方の博士たちからの情報を待ちわびていました。博士たちをひそかに呼んでこう言いましたねえ。「言ってその幼子のことを詳しく調べ、見つかったら私だけに知らせてくれ。私も拝みに行くから。」 ところが待てど暮らせど幼子の情報を持ってきませんでした。博士たちに騙された、と非常に腹を立て憤ったのです。そして2才以下の男の子をことごとく殺害したのです。

 さて、今年のクリスマスでも世界の空の下では大人たちの自己中心や自分可愛さから幼い子どもたちが虐待され虐殺されているのではないでしょうか。内乱と内戦の続く国はどうでしょうか。また私たちの祖国ではどうでしょうか。弱い者たちが犠牲になっていないでしょうか。子どもたちの惨劇は愛する子どもたちを失った母親たちの悲劇でもありました。聖書はこのように書いています。
 「叫び泣く大いなる悲しみの声がラマで聞えた。ラケルはその子らのためになげいた。子らがもはやいないので、慰められることさえ願わなかった。」(マタイ2章8節 口語訳)
 愛する我が子を失う悲しみと嘆きの深さは失った者でしか分りません。納骨式の墓地で墓石を抱きかかえながら我が子の名を呼び求める親の姿を忘れることはできません。

 さて最後に、なぜ神様はこのような惨劇をお許しになったのか、なぜ神様はベツレヘムの幼子たちのいのちを守ってくださらなかったのかという質問を時々受けることがあります。このような質問に私はこう答えます。「今度は罪のないイエス様が十字架にかかり私たち罪人のために死んでくださいました。そして自分の罪を悔い改め、十字架のイエスを信じるすべての者を神様は救ってくださるのです。」

  (PBA制作「世の光」2018.12.25放送でのお話より )

***

このサイトは URL名として
 http://yonohikari.biblica.info 
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

***

東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

***
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ■祝福を受け取るクリスマス ... | トップ | ■永遠の割り当てとする / ... »