goo blog サービス終了のお知らせ 

 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■もってけ泥棒 / 板倉邦雄

2015年07月08日 | Weblog
2015/7/8放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は「持ってけ泥棒」という題でお話ししましょう。今日の聖書の箇所には不思議なことばが記されています。
 「--神--は、民--イスラエル人--にエジプトびとの好意を得させられた。
 出エジプト記11章3節  (口語訳聖書) 

 この事がイスラエル人のエジプト脱出の際、「持ってけ泥棒」状態になるのです。さて、主なる神はモーセに言われました。「わたしはなお一つのわざわいをパロ王様とエジプトの上に下そう。その後、王様はあなたがたをエジプトから去らせるであろう。王様が去らせるとき、ことごとくここから追い出すであろう。」

 「なお一つの災い」とは10番目の災いになります。それにしてもエジプトの王様と国民は頑固でしたねえ。これでもか、これでもか、と主なる神様からの懲らしめにも懲りない面々でした。9度も「災いを取り除いて欲しい」と赦しを請う王様を許した主なる神様の恵みの忍耐に驚かされます。 日本では「仏の顔も三度」と言われているからです。幾ら仏様でも顔を三度なでられれば腹を立てるのです。許すのは三度まで、不義理は三度までなのです。ユダヤ人の間では七度までの不義理は許すように言われているのです。

 10番目の一つの災いは頑固親父の王様と国民の心を粉々に砕いてしまいました。王様は何もかもまとめてさっさとエジプトから出て行くようにと命じ、イスラエル人を追い出すのです。主なる神様はモーセにこう付け加えました。「あなたは男性と女性の耳に語りなさい。隣のエジプト人の男性や女性から金や銀の装飾品を請い求めなさい。わたしがエジプト人たちがあなたがたに好意を持つようにするからだ。」 またモーセその人はエジプトの国で王様の家来たちと国民の目には偉大な指導者に見えたのです。まさに新しい旅立ちへの餞別のような形でエジプトの人々はイスラエル人に金銀の装飾品を贈ったのです。これはまさに主なる神様からのお恵みでした。神様を信じて礼拝する人々を神様はこの世でも豊かに祝福してくださるのです。

 キリストのことばです。
 「与えよ。そうすれば、自分にも与えられるであろう。人々はおし入れ、ゆすり入れ、あふれ出るまでに量をよくして、あなたがたのふところに入れてくれるであろう。」   ルカの福音書6章38節  (口語訳聖書) 

 (PBA制作「世の光」2015.7.8放送でのお話より )

***

このサイトは URL名として
 http://yonohikari.biblica.info 
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

***

東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

***



この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ■主の祈り 23 / 大嶋重徳 | トップ | ■万軍の主のもとから出る/福... »