花の四日市スワマエ商店街

表参道スワマエ商店街会長のひとり愚痴

勝間和代著「起きていることはすべて正しい」ダイヤモンド社

2009年03月24日 | わたくしごと、つまり個人的なこと
          
勝間和代さんはこの本を「メンタル筋力」の強化読本と名づけています。
メンタル筋力とは、わが身を襲う不幸に対して、どう対処できる強い自分になれるかということであります。
これがまた良く売れているそうでありまして、野次馬根性盛んな私は、早速買い求めてみました。
メンタル筋力が強い人の特徴はと申しますと・・・
1.行動力がある
2.性格が良く、応援したくなる
3.ディープスマート力がある
4.新しいことに興味が強い
5.すべてを客観視する習慣がある
ことだそうです。ディープスマート力とは、ある分野において特出した能力または技を持ち、自分に自信があることだと理解しました。
このように手法をいくつかに羅列し、それをひとつずつ解説する形式で内容は展開されます。
自分に起こりそうなことを想定し、現実は正しいという認識のもとに冷静に対処し、知識や体験を肥やしとして自分を成長させていく。なかなか難しいことですが、読みすすむうち、なんとなく出来そうな気分にさせてくれます。
女性の立場から書かれたという感じが強く、言いたいことは前半ですべて言い尽くされ、後半は同じことの繰り返しのような気がしました。
さて、メンタル筋力を強くする手法の一つに「利他の精神を養う」ことが揚げられておりました。
利他の精神を養うことが、どうして心を強くするのか?
利他とは利己の反対。たとえばボランティアや公共の場の掃除などをすることで、利他主義を習慣にすると運が向いてきます。
なぜか?それは自分の所属する集団の効用がどうしたら最大になるかを考える習慣がつくことだといっております。
集団の効用が最大化し、最大化への貢献が明らかであれば、自分の効用も最大化します。
自分の努力が他人の喜び、すなわち利他につながって、自分にまたそれがうれしくなるような繰り返しが、最も心が強くなることだといっているのです。
メンタル筋力は、自分で高めるというよりは、他人に感謝されることで最も効果的に高まるのです。
他者のために尽くし、そして、そこから感謝をもらうことが、メンタル筋力を育てるときに即効性がある行動である、と述べております。
十分ご理解できなかった方は是非、ご一読を・・・


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