花の四日市スワマエ商店街

表参道スワマエ商店街会長のひとり愚痴

市井からの眺め101海軍道路③

2020年08月02日 | レモン色の町

下総人さんのコメントに、海軍道路に沿ってパイプラインが引かれていたのでは?とあった。ここでベンチャーズの『パイプライン』か?などと胡麻化していたのでは 保っちゃんに叱られます。

 

四日市市の南部、鈴鹿川の本川と派川に挟まれた楠町本郷の楠村神社西側に、コンクリート製の建物遺跡がある。北野保著『よっかいち歴史浪漫紀行』第16話 第二海軍燃料廠取水施設より

この建物は、塩浜の第二海軍燃料廠に水を送り続けた河原田第一ポンプ場(本郷深井戸)で、同じような施設が小倉と河原田にもあり、汲み上げた水は、一旦泊山貯水場に集められ、浄水した後に海軍道路に埋設した管を通して構内に送水されていた

本郷深井戸は、戦後 国の管理となったが、昭和57年から20年間ほど農業用水補給水源として使用されていたことがある。その後 楠町が管理しているが、貴重な戦争遺産といえよう。

昭和13年吉田勝太郎四日市市長は、塩浜に約60万坪の用地を買収、航空燃料の増産を目的にわが国最大の規模を誇る第二海軍燃料廠を翌16年4月21日に開庁させた。昭和17年4月18日の初空襲以来、海軍燃料廠がB29の攻撃目標となったのは当然のことでありました。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 市井からの眺め100海軍道路② | トップ | 市井からの眺め102海軍道路④ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

レモン色の町」カテゴリの最新記事