花の四日市スワマエ商店街

表参道スワマエ商店街会長のひとり愚痴

人はなにを求めているのか 2

2014年07月19日 | わたくしごと、つまり個人的なこと

18日の中日新聞より

人が人であるのは「ほんとうの道」を求めるからだ。これが宮沢賢治の結論でした。「ほんとうの道」とはいったい何か?

対価を求めない「布施」の心を、仏教では強調しています。それは、世界の一切が複雑極まりない関係の中にあり、すべては相互に依存しながら存在している、という事実を教えるためなのです。社会を大きな網に例えると、自分は一つの結び目でしかない。互いに網目の関係であることが自然な生き方である。自分のためではなく「人のために」生きることが本当の生き方になる。

そして、「布施」は自分がどんな人間かが分かる点にある。エゴに固まった私たちがいざ「布施」を行おうとすると、途端にケチになります。自分の器量を知るいちばんの近道が「布施」なのです。「布施」は自分を知るためにおこなう。だから、施しを受けてくれる相手に感謝する。

そして、阿満 利麿氏はこう書いてみえました。

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