新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

ミサイル破壊命令

2009年03月28日 07時16分10秒 | 身辺雑記

 北朝鮮では、4月4日~10日の間で、人工衛星を打ち上げると予告している。

 しかし国際社会は、弾道ミサイルのテポドンではないかと猛反発。

 以前の例からみて、テポドンの発射なのだそうだ。

 その弾道ミサイルは、日本の東北地方を通過する弾道とか。

 日本政府は「安全保障会議」を開き、ミサイル防衛(MD)システムで迎撃するため、自衛隊に「破壊措置命令」を発令した。

 つまり、日本領土や領海に落下する場合(落下する恐れがある場合)、ミサイルを発射して撃ち落とす仕組みなのだ。

 北朝鮮は、「人工衛星なのに撃ち落とすとは何事か。敵対行為だ!」と怒っている。

 日本やアメリカにしてみれば前例があるので、「人工衛星ですか、ご随意に」とはいかない。

 アメリカも怒っていて、「打ち上げたら国連の安保理委にかける!」と警告しているが、北朝鮮には通用しない様子。

「もし日本の上空で破壊されたら、破片はどのようになるのだろうか?」

 私は様子が不案内なので、そんなことを考えている程度。つまりノーテンキなのだ。

 そんなノーテンキな国民を叱咤するつもりか、都知事が、「間近に落ちたほうが国民に緊張感が生まれる」と言ったのだそうだ。

「この発言が問題になりそうだ」

 あるマスコミは、煽るようなことを言っていた。

 私も東京都知事の発言は過激だと思う。しかし、日本国民も眼を覚まさないといけない。

 このような国防に関することは、秘密事項ではないだろうか。発表することで、国際社会の理解を得ようとしているのだろうか。

 自民党を見ても民主党をみても、国防の問題よりももっぱら政治資金問題。

 困ったものだ。

 石原知事の発言は、国民に対してよりは国会議員に対してのほうが意味がある。

 別館として、写真俳句ブログ「いのちの囁き」を開いております。

 どうぞお出かけくださいませ。

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コメント (10)
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