北朝鮮では、4月4日~10日の間で、人工衛星を打ち上げると予告している。
しかし国際社会は、弾道ミサイルのテポドンではないかと猛反発。
以前の例からみて、テポドンの発射なのだそうだ。
その弾道ミサイルは、日本の東北地方を通過する弾道とか。
日本政府は「安全保障会議」を開き、ミサイル防衛(MD)システムで迎撃するため、自衛隊に「破壊措置命令」を発令した。
つまり、日本領土や領海に落下する場合(落下する恐れがある場合)、ミサイルを発射して撃ち落とす仕組みなのだ。
北朝鮮は、「人工衛星なのに撃ち落とすとは何事か。敵対行為だ!」と怒っている。
日本やアメリカにしてみれば前例があるので、「人工衛星ですか、ご随意に」とはいかない。
アメリカも怒っていて、「打ち上げたら国連の安保理委にかける!」と警告しているが、北朝鮮には通用しない様子。
「もし日本の上空で破壊されたら、破片はどのようになるのだろうか?」
私は様子が不案内なので、そんなことを考えている程度。つまりノーテンキなのだ。
そんなノーテンキな国民を叱咤するつもりか、都知事が、「間近に落ちたほうが国民に緊張感が生まれる」と言ったのだそうだ。
「この発言が問題になりそうだ」
あるマスコミは、煽るようなことを言っていた。
私も東京都知事の発言は過激だと思う。しかし、日本国民も眼を覚まさないといけない。
このような国防に関することは、秘密事項ではないだろうか。発表することで、国際社会の理解を得ようとしているのだろうか。
自民党を見ても民主党をみても、国防の問題よりももっぱら政治資金問題。
困ったものだ。
石原知事の発言は、国民に対してよりは国会議員に対してのほうが意味がある。
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