数日前、珍しくいい日和だった。カメラを持って公園へ。
この辺り、紅梅が綺麗に咲いてくれる。毎年それを撮っている。
上を向いて歩いていたら、何かに躓いた。おっとアブナイ!やっと踏みとどまった。
安堵した私の耳に、「キャッキャッキャ」とも「ホッホッホ」とこ言うべき哄笑が聞こえた。
笑われているのは私だ。
中っ腹になりながら、私はあたりを見回した。
笑い声の主は、水仙の3姉妹だった。腹を押さえて笑っていた。
水仙は可愛いのだが、小悪魔のようでもある。笑い出したら止まらないのだ。
人を傷つけても、あまり気に止めない。
躓けば水仙たちのホホホかな 鵯 一平
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