寒桜が見ごろだろうと思って、公園へ行ってみた。
たしかに見ごろだった。満開まで1~2日という状況だった。
ご満悦で撮っていたら、小鳥が2羽、飛んできた。
小鳥はメジロらしい。目の回りが白かった。
シメタ! いや、シメタと思う前に、周章ててしまった。私は小鳥撮影の経験はない。
まして、じっくりと花を撮るつもりだったので、長いレンズを三脚につけている。動き回る小鳥を追える態勢ではなかった。
しかし、そんなことは言っていられない。三脚をつけたまま、レンズを振り回した。回りに人がいなかったが、もし人がいたら、大苦情になりかねない。
私の苦労など、小鳥は知るよしもない。チョンチョンと枝から枝へ。
苦心惨憺の末、撮れた幾枚かの一つが次ぎの写真だ。
せっかく撮った写真なのに、肝腎の目元がしっかり撮れていない。足もどうなってんだか。
静かにしているように見えるが、これも一瞬の隙を狙ったようなもの。
20~30枚に中の1枚に句をつけた。口惜しまぐれの句なので恥ずかしい。
お願いだ撮らせてくれよ春の鳥 ひよどり
写真と俳句だと言いながら、メジロで周章てている。撮れる鳥と言えば、鴉くらいなもの。情けないではないか。
別館として、写真俳句ブログ「いのちの囁き」を開いております。
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