昨日は母の五十回忌だった。
昨日や一昨日とは大違いで、とても好天気だった。常磐道を20キロほど北上。
道は空いていた。大きな声では言えないが、2時間で実家着。
弟や妹たちと久しぶりに会った。やはり兄弟はいいものだ。
お寺での法要。
「五十回忌はお祭りです。陰ではなく陽です」
分かったような分からなかったような法話があった。
もちろん50年前のこと、いまさらメソメソしたことにはならない。笑いながら食事をとった。
早く他界したからこそ、子供たちが揃って五十回忌に顔を出せる。
が、同時に、早く死んだ母親の無念を思わざるをえない。
「オレの五十回忌、やってもらえるかなあ」 妙なことが頭をよぎった。
別れしは五つ昔の春の宵 ひよ
そんな頭では、妙な句しかできない。
別館として、写真俳句ブログ「いのちの囁き」を開いております。
よろしかったら、そちらへもお出で下さいませ。
→ こちら